加藤浩次 97歳運転の車が死亡事故「間違えて踏んでしまった時に発進しないシステムが大事に」

[ 2022年11月21日 12:14 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(53)が21日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。福島市の市道で軽乗用車が歩道を歩いていた女性をはねて死亡させた事故で、福島北署は20日、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで、軽乗用車の無職の男(97)=福島市北沢又=を逮捕したことに言及した。同署は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は、軽乗用車で女性(42)をはね、死亡させた疑い。軽乗用車はその後、信号待ちの車3台に衝突し、男を含む計5人がけがをした。現場は、片側1車線の見通しの良い直線。軽乗用車は街路樹2本をなぎ倒しながら歩道を数十メートルにわたり走行し、ブレーキ痕はなかった。運転免許更新時の認知機能検査で問題は見られなかったという。近所の住人らによると、男が数カ月前に買い替えたとみられる軽乗用車は、傷やへこみが増え続けていた。駐車も苦戦しており、親族に免許返納させるよう呼びかけた人もいたという。ある女性は「ついに起こった事故だ」と話した。

 加藤は、高齢者の運転免許証の返納について触れつつ「テクノロジーについても考えないといけない」と見解。「車に乗ってアクセルとブレーキを間違えて踏んでしまった時に発進しないっていうシステムを入れるっていうのが大事になってくる」と述べた。約4万円前後で、ペダル踏み間違い時“加速抑制装置“が付けられることが紹介されると、「アクセルとブレーキを間違った時に高齢者の方は、ブレーキ踏んでるんだって思い込んでしまうから、どんどん(アクセルを)踏むんですよ。“俺はブレーキを踏んだんだ“って言って後から調べるとアクセルだったってことが多いから、これはほんとにつけた方がいいと思う」と訴えていた。

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2022年11月21日のニュース