元プロボクサーのトミーズ雅 日本ランク1位も王者逃した理由「ボクサーが絶対したらあかん事やった」

[ 2022年8月22日 21:13 ]

トミーズ雅
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 漫才コンビ「トミーズ」の雅(62)が22日、MBSラジオ「トミーズ雅の言いたいコトあるねん!」で、10年ぶりのラジオ出演を果たした。同局テレビのレギュラー情報番組「せやねん!」で共演する井上雅雄アナウンサーと、ボクシング談義に花を咲かせた。

 雅は元プロボクサーで、現役時代は日本スーパーウエルター級1位になった実績を持つ。だが、なぜチャンピオンになれなかったかについて「ボクサーで絶対したらあかん事やってた」と告白。その一つが喫煙という。

 「(プロ)3戦目から吸いだし、1カ月前に禁煙。次は2週間前、次は1週間前まで吸ってた」。さすがに1日前まで吸った試合は負けたという。「ガッツ石松さんや辰吉丈一郎も吸ってた。吸っても大丈夫と心の底から思ってる人だけは吸ってええねん。僕はちょっと息切れしたら“あ、たばこのせいや”と思ってしまう。こういう人は絶対吸ったらあかん」と分析した。

 他にも、タイトル戦前の走り込みで、ジムの会長の目を盗んで歩いたことを挙げた。「誰のために練習してるねん。21歳でアホやったから、やったらあかん事やってもうてん。これが王者になれんかった理由」と吐露した。

 「“好き=LIKE”レベルでやったら、こんな感じで終わる。お笑いは“LOVE”レベルでやらんと負けると思った。愛したら努力する事が辛くない。お笑いだけは愛せてん。“24時間お笑いの事を考えなさい”って言える人間になれた」。ボクシングでの悔しさを糧に、お笑いを愛せた自身の人生をかみしめていた。
  

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2022年8月22日のニュース