関根勤 欽ちゃんに「言えよ!」と叱られた改名騒動 「あの頃は東の萩本欽一、西の桂三枝だったからね」

[ 2022年8月22日 19:12 ]

お笑いタレントの関根勤
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 お笑いタレントの関根勤(69)が、千原ジュニアのYouTubeチャンネルに出演。大先輩の萩本欽一(81)に「改名」で叱られた過去を明かした。

 21歳で才能を認められ、スカウトされてデビューした関根。デビュー後、間もなくの頃、桂三枝(現在の桂文枝)の番組で前説をしていた縁から「75年は卯年やし、顔もウサギに似ているし、ラビット関根はどうや」と助言され、即座に「ラビット関根」に改名した。関根は「めちゃくちゃ乗っている人に言われると良く思う。あの頃の桂三枝さんは、レギュラー27本だから」と、改名してもらったことが自慢だったという。

 ところが、29歳の時に転機が訪れた。人気番組「欽ちゃんのどこまでやるの!?」に抜てきされたが、「欽ちゃんは、俺と仕事するの嫌がっていた」という。同じ事務所の先輩後輩ではあるが、「浅草のノウハウを知らないから、萩本さんから見ると違和感がある」と、劇場育ちでないことが気になったという。その後、萩本からも番組出演を許可されるものの、「ふわっとした番組に、テロップで“ラビット関根”と出るのが嫌だ、と。何か気持ち悪い」という条件が出て、本名である関根勤に改名した経緯があった。

 だが、ここに後日談があった。「萩本さんは『欽どこ』だけ関根勤でやってくれればいいと思っていたわけ。ところが社長とか周りは“ラビットくん、改名だ”となるんだけど、(萩本は)桂三枝さんが命名したことは知らない」と回想。その4、5年後、萩本が命名の件を知ることになり、「お前、三枝さんが付けたんだって? 言えよ!三枝さんに失礼だぞ」と叱られたといい、「あの頃は東の萩本欽一、西の桂三枝だったからね」と懐かしそうに振り返っていた。

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2022年8月22日のニュース