永野芽郁 母子家庭育ち、何でも一人でこなすたくましさ 女優を仕事にすると決意した大物女優の一言

[ 2022年8月22日 11:40 ]

永野芽郁
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 女優の永野芽郁(22)が21日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。対談企画「インタビュアー林修」に登場した。

 9歳の時に、吉祥寺でスカウトされて芸能界入り。母と行くサーフィンや、バイク、ドライブ、ドラム、ギター、ピアノなど楽器も器用にこなすなど意外なほど超アクティブなプライベートも明かされた。サーフィンについては「初めて行った時、母の友人が教えるの上手な方だったんで初めて行った日から(波に)乗れました」と抜群の運動神経に林が驚くシーンも。

 天真爛漫で明るく、嫌味のない永野の性格は芸能界でも評判だが「うちは母子家庭なので母と兄と3人で生活してたんです。母子家庭=大変とか苦労するとかイメージがある方もいると思うけど、うちは見えないところで母は大変な思いしてただろうけど、明るく、何でもなんとかなる!って感じで生活してきたので、それが今の性格につながってる気がします」と語った。

 「その時はまだ今みたいにお芝居が好きとかいう感覚もなかった。お仕事ともとらえられてない。母からはこれはお仕事だよと。あなたが働くことよってお金をいただいてるから、やるべきことをやらないといけないと弱音を吐くたびに言われて。今ほど働き方にも厳しくない時代だったので、撮影が夜中や朝までになってしまうと、なんで電車は子供料金なのに大人と同じことしなきゃいけないのって思ってました」と苦笑。

 小学生の時から1人でオーディションに行くなど小さい時からなんでも一人でこなしてきた。女優を一生の仕事にすると決意した瞬間が、中2の時に出演した映画「繕い裁つ人」だという。「全編神戸ロケで1人で新幹線に乗って神戸に行くことがあって。なんかその時は体調がすぐれなくて、今までだったら私お母さんに弱音吐いてたなって思って。その時は病院に自分で行って、薬をもらって行ってくるって家を出た自分がいて。それに気付いて、私ちゃんと仕事として見れてるんだって気づいたんです」と語った。

 さらに主演の中谷美紀からかけられた一言に背中を押された。「お芝居続けた方がいいよって言ってくださって。そんなすごい人にこんなこと言ってもらえるなんてことはない。そこからいつかまたご一緒できるようにがんばろうと思って。覚悟がようやく決まったというか」と振り返った。

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