「三嶋大祭り頼朝行列」大泉洋に嫉妬？安達盛長・野添義弘「来年、悔しさを晴らしたい（笑）」

「三嶋大祭り」の「頼朝公旗挙げ行列」に参加し、沿道に手を振る源頼朝役の大泉洋（中央）と安達盛長役の野添義弘（右）（C）NHK
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　NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」（日曜後8・00）で安達盛長役を好演した俳優の野添義弘（64）が16日、3年ぶりに開催された静岡県三島市の「三嶋大祭り」恒例「頼朝公旗挙げ行列」に参加。源頼朝役の俳優・大泉洋（49）、源範頼役の俳優・迫田孝也（45）、仁田忠常役のティモンディ・高岸宏行（29）とともに「大鳥居前」から三島市民文化会館までを練り歩いた。沿道には約10万人が集まる大盛況となった。

　4人はドラマで実際に着用した衣装と甲冑姿。行列は大泉が馬に乗り、頼朝に長年仕えた従者・盛長役の野添が馬を引いた。劇中の「頼朝落馬」の名場面再現となった。

　行列を終え、野添は「自分が思っていた以上の人が沿道に集まってくださって、本当にビックリしました。大感激です。沿道の皆さんが手を振って応援してくださって。参加させていただいて感謝しかありません。こんなに『鎌倉殿の13人』が世の中の方に影響を与えているということを、まざまざと見せつけられて、大河ドラマというのは本当に凄いなと。できることなら、毎年恒例で来たいなと思うぐらいでした。もし大泉さんが来られるなら、盛長もセットで（笑）来たいと思います」と第一声。

　ただ、役柄と同じく馬を引いて歩く立場だったため「正直、馬に乗りたかったですね」と本音も。というのも「頼朝様が『ここ（馬上）から景色は凄いぞ』とずっと言うものですから。そう言われると、見たくなるじゃないですか。盛長は位的には乗っちゃいけない人なんですけど、行列を馬の上から眺めることができなかったのが一番悔やまれるというか。来年、悔しさを晴らしたいと思います」と大泉に嫉妬（？）、おどけて笑いを誘った。

　「当たり前なんですけど、頼朝様の人気は凄いですね。目の当たりして、あらためてそう実感しつつも、ずっと盛長のうちわを探してたりしていました（笑）。その方にはタッチしたり、握手したり」と盛長ファンもいたことを喜んだ。

　行列前の奉告祭が行われた三嶋大社は今回が初訪問だったといい「頼朝様と政子様が話している間、盛長がずっと待っていたという松の木があるんです。今日は行けなかったので、今度は自撮りしたいなと思います」と茶目っ気たっぷりに語った。