セイン・カミュ 妹は知的障がいを持つアーティスト 障がいがあるアーティストの活動支援のきっかけを告白

[ 2022年7月15日 16:19 ]

タレントのセイン・カミュ
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 タレントのセイン・カミュ(51)が15日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。知的障がいを持つアーティストとして活動する妹について語った。

 カミュは3人兄妹の長男で、妹が2人おり、長女のジャスティーンさんは知的障がいを持つアーティストとして活動している。この日は鳥や人魚を描いたカラフルな作品をスタジオに持ち込むと、「特徴としては色がまず、鮮やかなんです。で、色鉛筆を使って書く」「基本英語でなんか書いたりするんですね」などと紹介。

 「よーく見ると、色もそうですし、出てくるキャラクターもそうなんですけど、見る人が見て感じられるものがあるんですね。僕は全て好きなんですけれども、こういう小さいユーモアのセンスが、自然と出てくるものがキュンってくるものがあって、凄い好きなんですね」と語った。

 ジャスティーンさんに障がいがあると気づいたのは「2、3歳ぐらいの時」だという。歩き出したり言葉を離したりするのが遅かったこともあり検査を受けたとし、「で、やっぱり障がいがあるであろうと。産まれた時にへその緒が2回ぐらい首を絞めてたって言うことが。酸素が脳みそにいくのがちょっと衰えてたというか、で左の脳に障がいがあったんですけれども」と説明。「の割には日本語も英語もしゃべてますし、こうやって描くこともできますし、絵を見たりもできるんですけど」と続けた。

 子供時代は妹たちの学校の送迎は自身が行っていたとし、「だから部活とかいうのもほとんどなかったですし、学校終わってから友達と遊びに行ったりとかいうのもなかったですね」と回顧。「思春期のときは嫌だったこともありましたけど、家族なのでやっぱり助け合わないといけないというのもあって。それが任務だったように」と語った。

 ジャスティーンさんに絵の才能があると分かったのは「家のほうではちょっとずついろんなものに挑戦してて。その中の一つが絵を描いたりすることだったんですけれども、平塚にある施設に通うようになってから、だんだん絵の才能が芽生えてきたというか。それで作品が増えていくような感じになったんですけれども」と明かした。

 13年ほど前にはある番組の取材で訪ねた会社の社長から「見せたいものがある」と見せられた絵が偶然ジャスティーンさんの作品だったことがあり、「もう鳥肌ブワーっと立ちまして。スタッフさんも“何?”って話になって」。司会の黒柳徹子から「そういうことがあって、あなたは才能を持つアーティストで障がいを持っている人の支援を始めたんですか」と聞かれると、カミュは「そうですね。まあ一応タレントなので。まあPR的な感じですけれども。でいろんな方、著名人だったりとかに声かけたりして集まってくれて」と明かした。

  

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