めちゃイケの元プロデューサー・明松功氏　「矢部さんは一番分厚い。岡村さんは一番薄い」台本の真相明かす

人気番組「めちゃ×2イケてるッ！」のプロデューサーを務め、「ガリタ食堂」の企画への出演でも知られる明松功氏
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　フジテレビで22年続いた人気番組「めちゃ×2イケてるッ！」のプロデューサーを務め、「ガリタ食堂」の企画への出演でも知られる明松功（かがり・いさお）氏が、15日放送のTOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後8・30）に初生出演。めちゃイケの台本について真相を明かした。

　番組の特集企画として「めちゃ×2キキたいッ！」とTOKYO　MXスタッフが今年3月にフジテレビを早期退社した明松氏へ質問した。女性スタッフから「ネットニュースで見たんですけど、めちゃイケに台本はあったんですか？」と質問されると明松氏は台本があったことを認めた。

　「いいとものタモリさんやガキ使のダウンタウンさんとか何もない状態で“お願いします！”という形で面白くなることはないですから」と説明して、めちゃイケの台本は人によっても厚さが違い「矢部さんは一番分厚いです。岡村さんは一番薄い」と当時の裏話を明かした。

　しかしセリフではなく立ち位置だけわかる台本で、ほとんどの流れはアドリブだったという。「我々が数人で考えた成功例だと思って全然この台本を超えてくださいよという一例として見せてましたね。演者の皆さんが超えてくれたらラッキーと思って、ありがとうございますという感じでした」と話した。

　「知らないで現場に立ってもらう人もいますし、全部わかって立ってもらう人もいるというグラデーションを大事にしてました」と続けた。

　今月5日放送のNHK特番「笑いの正体」で中居正広がめちゃイケの人気企画「中居＆ナイナイ日本一周」などは「一言一句、全部、台本です」などと指示されていたことを明かしたことからネットで話題となっていた