登録者数177万人ユーチューバー ファンの行き過ぎた好意で人間不信に「これ時効だからいうけど…」

[ 2022年7月15日 13:25 ]

「パパラビーズ」じんじん公式インスタグラム(jinjiiiindao)から

 登録者数177万人の男女2人組人気ユーチューバー「パパラビーズ」が、15日までにユーチューブチャンネルを更新。ファンの行き過ぎた好意によって人間不信になりかけたと明かした。

 それぞれ個人チャンネルでも絶大な人気を誇るタナカガ、じんじんからなるパパラビーズ。14日夜に「人間不信になりかけた」というサムネイル画像で動画を更新し、タナカガが一通のDM(ダイレクトメール)がきっかけだったと明かした。

 「これ時効だからいうけど、人生で一番やばい」というDMは、2年前に「亡くなってしまった妹がガガちゃんのファンだったから、姉の自分がこれからガガちゃんを推していきます」という内容だった。その子はたびたび応援のコメントをくれたが、あるとき「病気になってしまって、治療に専念します」という報告がきたという。タナカガは「私は応援するしかできないし、ちょうどコロナ禍やったから会いにいくこともできない」と落ち込んだが、その後1カ月連絡がなく、心配していたところにその人物の兄と名乗る男性から「病気で亡くなってしまった」とDMが届いたという。

 「お姉ちゃんまで亡くなってしまった」と深いショックを受けたタナカガ。兄から「お葬式に手紙を送ってくれませんか」と依頼され、喜んで引き受けたという。

 しかし数日後、亡くなったはずの姉のアカウントから「天国から送ってます」とDMが届いた。ファンを亡くした悲しみの中にいたタナカガは「奇跡で、そういうこともあるかも」と思ったというが、冷静になって「そんなことはない」と、一連の流れに疑問を抱くようになった。送ってもらった写真や言動からネット上で入念に調べたところ、亡くなったとされる女性たちは全くの別人で現在も生きていて、その子たちは自分の写真が使われていたことを全く知らなかったという。

 「人の死を利用するなんてあり得ない。何年もかけて複数のアカウントを使って他人になりすましていた」とショックを受けたようす。じんじんが「好意の暴走だね」と驚くと、タナカガは「こういう行き過ぎたこともあるから、今後そういうのはやめてほしい。ないと思うけど」と注意を呼びかけた。

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2022年7月15日のニュース