貧乏育ちのアインシュタイン・河井「合計で10年弱住みました」ビル屋上の“プレハブ実家“を紹介

[ 2022年7月15日 10:48 ]

アインシュタインの河井ゆずる
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 お笑いコンビ「アインシュタイン」の河井ゆずる(41)が14日深夜放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(木曜深夜0・00)に出演。約10年間住んでいたプレハブの実家を紹介した。

 この日は「実家が“貧乏芸人”SP」と題し、貧乏育ちの芸人が出演。河井は「東京でいうところの歌舞伎町。心斎橋の繁華街のビルの屋上で見えてるプレハブが実家でした」とビルの屋上に設置されたボロボロの小屋の写真を公開し、ここが実家だったと明かした。

 このビルにはスナックやバーなど飲食店が入っており、飲食店に来る客と一緒のエレベーターで屋上まで行き来していたといい「お客さんのおっちゃんと一緒になるんで“兄ちゃん、何階や?”って聞かれて、屋上やからRなんで“Rでお願いします”って言ったら、“えっ?R”って言われます」とよく驚かれたと回想した。

 それまでは「ボロボロですけど、アパートに住んでいました」と全面土壁のぼろアパートに住んでいたものの自身が高校3年生の時に母親が喫茶店をたたみ、フリーターになったそうで「ゆずる、体力の限界や」と言われ「もう家賃払われへん。どうしようってなった時に、あの話(プレハブ小屋)が来て、来週からここ住むぞって言われて“いや、もうええって”って冗談やと思った。そしたら母親が“もうええって”って。ほんまに住まなあかんねやって」と最初は冗談と思っていたプレハブ小屋に住むことになった経緯を語った。

 このプレハブ小屋は元々、掃除道具入れだったと紹介。シングルマザーの母親、弟とともに「合計で10年弱住みました」と振り返った。

 河井が高校卒業後も住んでいたことからMCのネプチューン・名倉潤に「お前が働いてたら(母親と)お前の給料と合わせたら、引っ越せるやん?」と尋ねられると、「借金もあったので…」と経済事情から簡単に引っ越せなかったとした。

 風呂もトイレもプレハブ小屋にはなく、外にあったため「脱衣所がなかったんで、真冬とかは母親が素っ裸で心臓止まったらアカンから心臓をダダダーンて叩いてからお風呂まで走っていた」と回想。当然、シャワーはなく「カップ麺作れるぐらいの熱湯か、氷水みたいな真水の二択です。熱湯をはって、ちょろちょろ水を足しながら加減でやっていく」と湯加減は手で調節していたと話した。

 生活が苦しいと、お風呂の頻度を減らす方法もあったが「貧乏でも不潔はアカンってことでお風呂は入ってました」と振り返った。

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2022年7月15日のニュース