谷亮子氏 全柔連の小学生全国大会廃止に「すごく残念…子供たちが目指す違った全国大会をぜひ」

[ 2022年4月24日 09:46 ]

谷亮子さん
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 2000年シドニー、04年アテネ五輪柔道女子48キロ級金メダリストで、元参院議員の“ヤワラちゃん”こと谷亮子氏(46)が24日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。全日本柔道連盟(全柔連)が「全国小学生学年別柔道大会」を今年から廃止すると発表したことに言及した。

 スポーツ庁の室伏広治長官は、極端な勝利至上主義を懸念して全柔連が全国小学生学年別大会を廃止したことに関し「(成長の)早い段階から全国大会をやる意義があるのか、と個人的に思う」と述べ、改めて支持する考えを示している。

 谷氏は「小学校の時にこの全国大会に出場しまして。私は団体戦だったんですけれども、今回、廃止されるのは個人戦の方で、団体戦はそのまま残るということなので、そのへんはよかったなと思うんですけれども、個人戦がなくなるということですごく残念だなというのが率直な気持ちです」と言いつつ、「ただ階級が重量級と軽量級と男女に分かれて2つずつ開催されていたんですけれども、そこで大変な減量であったり増量であったり、あとは聞くところによると厳しい指導、勝利至上主義ということで行き過ぎた指導があったという理由が挙げられている」と指摘。

 そのうえで「これからの子供たちが目指す違った全国大会をぜひ開催していけたらいいなと思っています。あとは行き過ぎた指導がないように、きちんとやっていただければなと思っています」と自身の思いを話した。

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2022年4月24日のニュース