加藤浩次 「全然変わったの 人に対する考え方が」人生の転機となった20代のある日の行動を明かす

[ 2022年4月24日 16:38 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(52)が、23日深夜放送のMBSラジオ「アッパレやってまーす!」(月~木曜後11・30、土曜深夜0・00)に出演。人生の転機となったある日の行動を明かした。

 自身の20代の頃の生活を振り返り、加藤は「ベッドの前にテレビあって、そこから動かないみたいな。で、服は散乱してるわ、できれいなのを選んで着ていくみたいな感じ」と部屋が荒れ放題だったと告白した。

 だが「ある日ね、カーテンいつも閉めっぱなしだったんだけど、カーテンの隙間からすっごい光が入ってたの。天気のいい日で。あれ春だったと思うな。あれ、すげー晴れてんなと思ったの」と加藤。それまでは朝に寝て、昼から夜に起きるという生活をしていたというが、「あれっと思ったの。世の中ってこんなに明るくて、前向きな気持ちになったの」とし、「それでダメだと思って。掃除しようと思って」と1年ほど掃除していなかった部屋を大掃除。ベッドのシーツを交換、衣類をコインランドリーで洗濯、散乱したビデオなどを整理するなど片付けをして美しくしたという。

 すると「そこから全然変わったの。人に対する考え方が。掃除で」と語ると、「今まで人のことを斜めから見てたの。なんだよあいつとか、面倒くせえなあとか。ずっと。それが、ありがとうございますとか。そんで窓開けたら風ばーっとくるし、なんだよこの地球!地球ってすげーじゃん、って。人ってそんなに悪くねえじゃん、って」と思うようになったとした。「あれ長原住んでるときだよ。24、5、6ぐらいの時だと思う」と振り返り、仕事も順調になったのではと聞かれると、「その通りです。本当だぜ」と強調した。

 「この話初めてするんだけど。恥ずかしいからずっとしてなかったんだけど」とし、かつては「自分の好きなものだけ見ていたい。読みたい本読んで、枕元置いて寝る、みたいな。腹減ったらコンビニ行って食べるか、近くのラーメン屋行って、漫画読みながら。食べてボンって金置いて、帰って音楽聞きたかったらかけてみたいな。それでいいやみたいな生活」だったとした。

 女性声優アイドルグループ「=LOVE」の大谷映美里がかつての加藤のような生活をしていると語ると、「ある日来るかもよ大谷。ちょっとカーテンの隙間開けといてみ」とアドバイス。「異常にその光となんか湧き出てくる。自分がずーっとため込んでた、うまくいかないこととかも人のせいにしてた自分がブワーって吐き出てきたの。これ、山本にも言ってないんだけど。本当にあったのその瞬間が」とし、「そこから生活をちゃんとするっていうのが大事なんだなということに気づいたの」と力説。今は起きるとすぐに寝室のカーテンを開けるようにしているとした。

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2022年4月24日のニュース