広瀬アリス「病みすぎて地面しか見てなかった」 思い悩んだ8年間 転機となった朝ドラ出演

[ 2022年4月24日 11:39 ]

広瀬アリス
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 女優の広瀬アリス(27)が24日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。自身にとって、転機となった出来事を明かした。

 広瀬は「病みすぎて地面しか見てなかった時期があって」と切り出し、「全てをシャットダウンして、もう誰の言うことも聞かないみたいな。ずっとイヤホンをして、マンガを読んでて。人の足元しか見てないっていう時期が…」と思い悩んでいた時代を告白。16歳頃から8年ほど続いていたといい、「本当に説教されても何されても、響かないみたいな感じの時期があった」と振り返った。

 しかし、転機になったのはNHK連続テレビ小説「わろてんか」への出演。当時について、広瀬は「その時にふと思ったんです。今まで、仕事なんて興味もないし、どうでもいいやみたいな感覚で仕事をしていたんですけど、この朝ドラで頑張ってダメだったら、やめようって漠然と思ったんですね」と回想。大阪での撮影で、「『地方行ったら、すぐ太って帰ってくる』って、ずっと言われていたんでそれが悔しくて、ジムに入会しようとか、お酒を減らそうとか、食事を見直そうとか、半年くらい一気に頑張って。もちろんお芝居も頑張って、良い終わり方をしようっていう気持ちだったんですよ」と最後の仕事だと思い、本気で取り組んだという。

 「でも、あれがあって良かったなと思って」と笑顔。続けて、「何も犠牲にせずにずっと生きているのは、それは楽だし、楽しいし、良いとは思うんですけど、何も得られないなと思って。『あなたが変わらないと、何も変わらないからね』ってずっと私は言い続けられていたので、やっとそれが動けたのかな」。最後には、「そこからお仕事への姿勢も変わったし、意欲が増してきて自分の中で朝ドラが壁だったなと思いました」と話した。

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2022年4月24日のニュース