石原良純　“慎太郎さんのDNA受け継いでいる”指摘に「ずっと親父に無視し続けられて育ってきた」

石原良純
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　タレントの石原良純（60）が24日、フジテレビ「ワイドナショー」（日曜前10・00）に出演。2月1日に死去した父で作家、元東京都知事の石原慎太郎さん（享年89）について語った。

　キャスターでジャーナリストの安藤優子氏は慎太郎さんについて「いろんな折に取材にうかがって、しょっちゅう怒られてましたよ。実存主義の話になって『それってどういうことですか？』って言ったら、そんなの勉強してから来い！って（怒られた）」と話すと、良純は「それ、怒ってるじゃないんです、そういうリズムなんです」とフォロー。「物言いは怒ってるようだけど、勉強してこい！っていうのは次の話にいけってだけ。分からない人と話してもしょうがないから。怒ってないです」とした。

　そんな良純に、番組MCの東野幸治は「良純さんはそのDNAを完全に受け継いでいる」とイジると、良純は「俺なんかずっと親父に無視し続けられて育ってきたんだから。親父とちゃんと話したことない」と訴えた。

　そんな良純に、安藤氏は「嘘！」と否定し、「お父さんはこう言ったんですよ。『うちの兄弟、子どもたちの中で一番頭がいいのは良純だ』って。どれだけ目をかけられていたか」と主張。思わぬ話に、良純は「そうすると、うちのレベルが下がるじゃないですか、俺がトップだったら」と困り顔を見せつつも「本当にしゃべったことはなくて、俺はいろいろ知りたいこととか、もうちょっと知っておけば良かった」ともらした。

　安藤氏は“石原慎太郎”という政治家について「スケール感があったと思う。すごく耳障りがいいけど、あまり意味のない言葉を重ねている政治家よりも『お前なんなんだよ！』って言いながらも、やることをやられて、あのスケール感の大きさというか、すごく認めるというか、尊敬している」と称賛すると、良純は「こうやって美談でまとまっていく感じが嫌なんだよな」と不満顔を見せ、笑わせた。