石原良純 吉野家元常務「生娘シャブ漬け」発言に「言葉のセンスの悪さ」指摘「TPOがある」

[ 2022年4月24日 10:40 ]

石原良純
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 タレントの石原良純(60)が24日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。今月16日に牛丼チェーン「吉野家」の伊東正明常務(企画本部長)が、早稲田大学日本橋キャンパスで開かれた社会人向け講座で不適切な発言をしたことコメントした。

 問題となったのは、早大主催「デジタル時代のマーケティング総合講座」の初回講義。18日に謝罪した吉野家によると、伊東氏は「不適切な表現で不愉快な思いをする方がいたら申し訳ない」と前置きした上で、若者を牛丼好きにするための戦略について「地方から出てきた生娘さんが、初めて(吉野家を)利用して、そのままシャブ漬けになるような企画」と表現した。19日、吉野家は伊藤常務の解任を発表し、「コンプライアンス遵守の徹底に取り組んでまいります」などと、公式サイトにつづった。 

 石原は自らの立場に重ね、「生放送の緊張感というわけじゃないんですけど、やっぱり思ったまま言ってくださいよとかって(言われても)、そんな人間が腹を打ち明けてやるわけがない。その中でTPOがある」と指摘。「この人は完全に場の読み方っていうか、今は全部広がっている、講座の上に立つ講師、大学の名前を背負ってやっている講座ということをわきまえていない。飲み屋でみんなでしゃべっていて、ゼミ生を集めてでも、あの発言は今だったらゼミ生に言ったってアウト。でも、ヘビーユーザー、リピーターを作りましょうっていうのは間違いじゃない。それも言葉のセンスの悪さ」と見解を示した。

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2022年4月24日のニュース