濱口監督アカデミー賞“幻スピーチ”「村上春樹さんにも感謝を伝えたかったのに…」

[ 2022年4月5日 17:50 ]

<ドライブマイカー会見>オスカー像を手に笑顔を見せる(左から)山本晃久プロデューサー、濱口竜介監督、西島秀俊(撮影・木村 揚輔)
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 第94回アカデミー賞で日本映画として13年ぶりの国際長編映画賞(旧外国語映画賞)を受賞した「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介監督(43)、主演の西島秀俊(51)、プロデューサーの山本晃久氏が5日、受賞会見を行った。

 出演者の名前を言い、感謝の弁を述べ感動の授賞スピーチを披露した濱口監督。ただ「僕が高らかに“センキュー”と言ってしまったために、会場に音楽が流れて終わってしまった。(原作作者の)村上春樹さんにも感謝を伝えたかったのに…」と心残りも。

 日本語でのスピーチも用意していたようで「通訳の方も非常に優秀だったのに…。その能力の高さを見せることができなかった。また機会があれば」と“リベンジ”を誓った。

 国際長編映画賞受賞については「恥ずかしくて自分のニュースを見られない。多くの国に受け入れていただいて驚いている」と喜びを語った。

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