吉本「伝説の一日」配信チケット10万枚超えか 最多更新、売り上げ2.4億円

[ 2022年4月5日 05:30 ]

吉本興業創業110周年記念特別公演「伝説の一日」最終公演のエンディング
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 大阪市のなんばグランド花月(NGK)で2、3の両日に開かれた吉本興業創業110周年記念特別公演「伝説の一日」のオンライン視聴チケットの販売数が、10万枚を超える勢いであることが4日分かった。

 スポニチ本紙の調べでは、既に7万枚以上を突破し、吉本のオンラインチケットサービス「FANY」の最多記録を更新。11日まで見逃し配信されており、視聴者はまだ増えそうだ。

 2日間8公演に明石家さんま(66)、ダウンタウンら262組377人の吉本芸人が出演。配信チケットは1公演2400円で劇場より安価だが、10万枚となれば、売り上げは単純計算で2億4000万円。10万人の観客数は、NGK(収容858人)の116公演分の観客数に及ぶ。新たな収入源となることも証明された。

 特にダウンタウンは31年ぶりに漫才を披露し、配信チケットの売り上げにも大きく貢献。松本人志(58)がネタ中に「浜田(雅功)さんは漫才を金のためにやってるだけ」とジョークを飛ばしたこともあり、2人のギャラにも注目が集まる。お笑い関係者は「あの30分を超えるアドリブの漫才は伝説です。記念興行だけに、こちらも驚くような額になるかもしれません」と話しており、吉本による“伝説の大盤振る舞い”もあるかもしれない。

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2022年4月5日のニュース