坂上忍 目指すは令和のムツゴロウさん!千葉に動物保護ハウス「さかがみ家」オープン

[ 2022年4月5日 05:30 ]

保護した犬と一緒に笑みを浮かべる坂上忍
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 タレントの坂上忍(54)が4日、千葉県袖ケ浦市内で動物保護ハウス「さかがみ家」をオープンし、スポニチ本紙などの取材に応じた。かねてライフワークにしていた犬や猫の保護活動がようやく具体的な形となって始動。「ビジネスとして成立しなければ意味がない。やるからには黒字を目指す!」と覚悟をのぞかせた。

 今月1日に8年間MCを務めたフジテレビ「バイキング」の放送が終了して中2日。「今日も午前3時半に目が覚めちゃって。本当は4月2日から10日まで休むつもりだったのに、やることが多くてさぁ…」とおなじみの“坂上節”は健在だった。

 オープンするのは、飼育放棄などで飼い主がいなくなった保護犬や保護猫を引き取り、次の飼い主へとつなぐ役割を担う保護ハウス。坂上はかつてペットショップで見つけた体の弱い犬・リクを引き取り、1年ほどで死んだ経験を持つ。その無念から、動物の保護活動へ意欲を持つようになったという。

 欧米の保護施設も視察しており、日本がほぼボランティアだけで成り立っている状況に危機感を覚えた。そして私財で同市内の4500平方メートルという広大な土地を購入。犬を20匹、猫を50匹、それぞれ十分に保護できるハウスを建立した。

 初期投資額は「震えるほど…」と言うが、「自分の名前を利用してでも利益を上げます。そしてある程度、形になったらフランチャイズをしていきたい」と今後の展望を語った。ペットフードのプロデュースなど、収益化のための計画も進行中という。「『バイキング』に出ていた時は、行政とは仕事をしないと決めていたけれど、もう終わったし今後は連携も考えていかないとね」と毒づくのも忘れない。坂上流で“令和のムツゴロウ”を目指すつもりのようだ。

 5日に犬6匹と猫10匹を迎え入れる。「やっていることはバイキングと同じだと思う。いかに視聴率を上げるか試行錯誤してきたけど、今回も挑戦だと思ってます。失敗したら叩いてください」と堂々。ハウス完成までの様子は15日放送のフジテレビのレギュラー番組「坂上どうぶつ王国」でも放送される。

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