住谷杏奈 年間50億円を売り上げるプロデュース業を始めたきっかけ 夫・HGも心境の変化明かす

[ 2022年4月5日 15:42 ]

住谷杏奈
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 タレントの住谷杏奈(39)が5日、フジテレビの新情報番組「ポップUP!」(月~金曜、前11・45)にVTR出演。お笑い芸人のレイザーラモンHG(46)とともに取材に応じ、夫より稼ぐ妻の本音を明かした。

 住谷は2004年からグラビアアイドルとして活動。HGは2005年「フォー―!」が流行語大賞にノミネートされるなど、大ブレーク。当時の最高月収は1200万円だったという。その後、2006年8月に結婚し、08年7月に第1子長男、11年5月に第2子長女を出産した。今ではプロデュース商品の売り上げが年間50億円にも上る実業家の顔も持っている。

 結婚当初は「主人は『俺が養うから仕事は絶対しないでね』みたいな感じで結婚しました」と専業主婦となるも、夫の稼ぎだけで生活する日々に負い目を感じていたという。「良い卵を買いたい時とかも一番安い卵買ってたりとか、向こう(夫)がそういう感じとかではないんですけど、自分的に気を使っちゃったりしていた」と振り返った。

 ターニングポイントとなったのは長男が生まれた結婚3年目で、HGがプロレスの試合中にで骨折し、入院し、収入がゼロになったことだった。住谷は「(HGが怪我をした)次の日から私がお金を生み出さないとダメな状況だったんですよね。初めはせっけんのプロデュースです。子どもが生まれたばっかりで固形せっけんをよく使っていたので、その種類が少なくて、いい香りするものが少なかったりとか、自分がほしいな、使いたいなと思うものが市場に出回ってなくて、欲しいものを作ろうと思った」とプロデュース業を始めたきっかけを明かした。

 住谷のプロデュースした商品は次々にヒット。その一方で、HGは一発屋としてテレビ出演をする機会もなくなっていた。HGは「複雑ですね、『俺についてこい』でスタートしているので、それが3年で終わりを迎え、情けないのもあるんですけど、やっぱ100%応援できてなかったと思う。その時はやっぱり惨めな自分もいましたし」と振り返った。

 10年でプロデュースしてきた商品は約550億円を売り上げてきたという住谷だが、14年に初の飲食業経営となったピザ店を開業もわずか3年半で閉店。大失敗し、無一文となったことも。HGは「億ぐらいの損してるんですよ。これはやっちまったって、俺だったら頭抱えてもう絶望するじゃないですか、億の損失っ。その時も(住谷は)『まあ、次いけばいいっしょ』みたいな感じなんですよ。全然へこたれてないんで。それを見た時はなんか『おおすごいな』と思いましたね」と前向きな妻の姿勢に感心した。

 「寝る直前まで今はやっていることとかずっとリサーチしています。どういうモノがはやりどこで自分のオリジナリティーを入れて新しいモノを作るか(考えている)」と住谷。「自分からすごく動いてくれるんです、家のことを。旦那さんが協力的というのは結構肝かもしれないですね」と語った。

 自身よりも稼ぐ妻についてHGは「稼ぎの違うがでちゃっても、自分の仕事にプライドを持っていれば、稼ぎの違いは関係ないと思う。(夫婦で)価値観が違うのは当たり前。違う環境で育ってきたし、自分もやーやー言われることに反発したけど、(相手の価値観)を)受け入れ出すと、視野が広がりますし、価値観が倍になる。奥さんがいろいろなことして稼ぐことも今はリスペクトもありますし、100%応援できています。価値観の違いを受け入れるというのはめちゃめちゃ大事あと思う」。住谷も「初めてせっけん作る時もたぶん“主人の奥さんだから”OKしてくれた仕事とか結構ほぼそんな感じなので、一緒にやってる感じですね。私が働いているというよりも、名前を使わせていただいてみたいな、そこはたぶんずっと感謝な感じな気がします」と語った。

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