西島秀俊、アカデミー賞授賞式前夜の秘話 憧れ巨匠のお墓に願掛け「感じるものがあった」

[ 2022年4月5日 17:31 ]

<ドライブマイカー会見>オスカー像を手に笑顔を見せる(左から)山本晃久プロデューサー、濱口竜介監督、西島秀俊(撮影・木村 揚輔)
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 第94回アカデミー賞で日本映画として13年ぶりの国際長編映画賞(旧外国語映画賞)を受賞した「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介監督(43)、主演の西島秀俊(51)、プロデューサーの山本晃久氏が5日、受賞会見を行った。

 世界的映画の祭典にも「称え合う場で居心地が良かったので、意外と緊張しなかった。今のほうが緊張する」と語った西島。「一番印象が強かった」のは授賞式前日の夜。濱口監督も「人生に深い影響を与えた人」と語る、映画「ハズバンズ」の監督で1989年に59歳で亡くなった、ジョン・カサヴェテスのお墓参りに行った瞬間だった。

 「映画を見てから20年以上経って、初めてロスに降り立って…。言葉でうまく言えないけど、感じるものがあった」。感慨深い表情を浮かべ、憧れの巨匠との“思い出”を振り返った。

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