菅田将暉 「ANN」最終回で「ほな!」5年の歴史に幕「区切り。菅田将暉業の第1章が終えられた」

[ 2022年4月5日 11:40 ]

菅田将暉
Photo By スポニチ

 俳優の菅田将暉(29)が4日深夜放送のニッポン放送「菅田将暉のオールナイトニッポン」(月曜深夜1・00)に生出演。2017年4月のスタートから丸5年の番組の歴史で幕を閉じた。

 番組は本来は3月29日に最終回を迎える予定だったが、菅田の新型コロナウイルスへの感染が発覚し、最終回を1週間スライドした。

 番組冒頭、菅田は「僕にとって初めてのレギュラーラジオ番組。5年前、ラジオ始めるにあたって、ちょっと考えてみたんですよ。いったいラジオって何なんだろうって…。ラジオの本質っていったい何なんだろうって。その時、僕はこう思いました。ラジオって人間そのものなんじゃないかって。菅田将暉という人間がラジオの前のあなたという人間とつながる、シナリオも役もセットもない、そこに存在するのは人間だけ。つまりラジオは人間そのものだと。ええ、もちろん、僕は今でもそう思ってます。はい。出演者は僕とあなた、人間・菅田将暉劇場、今宵閉幕です」と真面目なトーンで最終回の幕を開けた。

 その後はいつもの明るい雰囲気でトークを展開し、リスナーからは番組を卒業する自身へ向けた送辞を募集。番組後半では、菅田も答辞として「かしこまったあいさつもできないけども、ラジオというカルチャーが特殊やなと思ったのは、パーソナリティーがいるけど、特にうちのラジオはリスナーのメールとともに進行していくわけでしょ。顔も知らない相手と一緒に、5年間毎週やっているのはすごいことやなと」「上から言うわけじゃないけど、けっこうすごいことやっていたんじゃないかなと思います。次どっかで会った時に顔とかわからんけれども、声をかけてくれたらうれしいなと思います」とリスナーにメッセージを送った。

 エンディングのトークでは「リスナーは泣いてるかな?泣いているからいいってわけじゃないんやけど。少しでも意味があるものになっていたらいいなと思うし、番組終了惜しんでくれているのかな。どうなんやろうな。それだとうれしいです」と菅田。「他にも楽しい番組がたくさんあります。いずれ、誰かのゲストなのか分からんけども、また僕が来ることもあるかもしれないし、この番組は終わりますけれども、また新たに自分に合った居場所を見つけてくださいよ。生きてさえいれば、俺も、全部を辞めるわけじゃないし、一生ラジオはやらんっていうことでもないし。またそんな出会いがあればな、そんな機会があればなと強く願いますけど、こんな時間をもらえて本当、感謝ですね。ありがとうございました」とあいさつ。さらに「これは完全に私事やけど、この世界入って、このラジオで1個、区切りなんですよ。”菅田将暉業(ぎょう)”というものが。その第1章みたいなものが皆さんとともに終えられたなあ、と。1週飛ばしてしまいましたけど、僕は気持ち良く終われたなあと思っております。なので、また会える日を楽しみにしております。どうぞよろしくお願いします。5年間お付き合いいただきありがとうございました。ほな!」と締めくくった。

続きを表示

2022年4月5日のニュース