【来週のカムカムエヴリバディ】第19週 五十嵐、約束の席に現れず やけ酒をあおっていた店には…

[ 2022年3月5日 13:00 ]

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第19週は「1992-1993」。条映・休憩所にて。ひなたにあることを言う五十嵐(本郷奏多)(C)NHK
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 女優の川栄李奈(27)が3人目のヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は7日から第19週に入る。

 上白石萌音&深津絵里&川栄がヒロインを務める朝ドラ通算105作目。ヒロイン3人は朝ドラ史上初。2007年後期の名作「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル脚本で、ラジオ英語講座と3世代の女性による100年のファミリーヒストリーを描く。日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)の岡山から安子(上白石)の物語がスタート、安子の娘・るい(深津)の物語は62年(昭和37年)の大阪から、そして、るいの娘・ひなた(川栄)の物語は昭和40年代の京都から始まる。

 京都の下町商店街育ち。父親の影響で時代劇が大好きな、ひなた。正義感が強く、弱きを助け強きをくじく清さが魅力だが、地道な努力が苦手で何をやってもうまくいかず、挫折の繰り返し。自分の居場所を見つけられないまま過ごす中、さまざまな出会いを通して、ゆっくりと成長していく。

 主題歌は森山直太朗が作詞・作曲し、AIが歌うオリジナルソング「アルデバラン」。語りは俳優の城田優が務める。

 第19週(3月7日~3月11日)は「1992-1993」。

 ひなた(川栄)が企画した映画村のお化け屋敷は、大成功を収める。でも、落ち武者の幽霊を演じた五十嵐(本郷奏多)は、喜ぶどころか不満げな様子。大部屋俳優のままではだめだと焦りを募らせる。もどかしさを抱えるひなたは、甲子園中継を観ても、テレビですみれ(安達祐実)の結婚記者会見を観ても、五十嵐との将来に思いを馳(は)せるばかり。そんな中、ひなたの弟の桃太郎(青木柚)が誕生日を迎え、五十嵐も交えて家族でご飯を食べることに。るい(深津絵里)や錠一郎(オダギリジョー)も五十嵐が来るのを楽しみに待つが、夜になっても現れず、ひなたは心配する。一方その頃、一人でやけ酒をあおっていた五十嵐は、同じ店ですみれとその夫に遭遇。酔いに任せて絡んでしまい、騒動を引き起こしてしまう。後日、監督に呼ばれた五十嵐は、今回の件の責任を取るよう言われて…。

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