ニューヨーク 解散寸前だった18年 「屋敷のキレ待ち」という嶋佐のケンカ原因は、まさかの…

[ 2022年3月5日 23:10 ]

「ニューヨーク」の嶋佐和也(左)と屋敷裕政
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 お笑いコンビ「ニューヨーク」が、5日放送の読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝!」にゲスト出演。解散危機にあったという2018年を振り返った。

 2013年頃から人気が上昇し出したニューヨークだが、「ネクストブレーク芸人」と言われ続けて、なかなか突き抜けない日々。そして、2018年には唯一のレギュラー番組だったラジオも終了し、さらに後輩の「霜降り明星」がM-1優勝などあって、精神的にはどん底まで落ちた。すると「今まで積もっていたことが」と嶋佐がコンビ仲も悪くなったと明かし、同期の「デニス」植野行雄も「一時、解散説が流れた」と証言するほど、危ない時期に突入した。

 コンビの印象をよくするために「私服がダサい」と言われた屋敷は、おしゃれに気を使うなど陰ながら努力したが、嶋佐は「(屋敷が)あまり感情を出さない」と不満をため、「勇気を出してダメだしするたびに、すかす感じがした」とすれ違いになった。

 MCの陣内智則が「解散もある感じやったの」と聞くと、嶋佐は「こいつがキレてきたらカウンターで(キレるつもりだった)。こいつのキレ待ちぐらいの感じでした。全部言ったろうと思って」と、解散寸前だったことを暴露。屋敷は「そこでちゃんと自分が思っていることを言えばよかったかもしれないですが、何も言わなかったから、嶋佐からしたら不気味だったのかもしれない。(自分は)兄弟もいないし、人と真正面からぶつかるのが苦手なんですよね」と振り返った。

 だが、今にして思うと、ケンカの原因は何とも不思議な内容だった。「お笑いのことは何も問題なかった」という嶋佐が、ある時、一つ上の先輩でもある双子のコンビ「ダイタク」が仲を取り持ってくれた居酒屋の席でぶちまけて「泣いちゃったんですよ」と号泣した原因は、やはり「服がダサい」というもの。あまりの号泣に居酒屋の外まで連れ出された嶋佐は、数十分間泣き続け、それを見た屋敷が含み笑い。「あの笑った顔は今も忘れない」という嶋佐だが、屋敷は「服ダサくて泣くって、何なん」とツッコミ。原因を再度聞かれた嶋佐は「服ダサいからです。ちょっと太っているからです」と正直に話し、最後は陣内に苦笑されていた。

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2022年3月5日のニュース