長谷川初範 重度のぜんそくをタイガーマスク仕込みのスクワットで克服した過去「こんな人生が来るとは」

[ 2022年2月12日 14:16 ]

長谷川初範
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 俳優の長谷川初範(66)が12日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に出演。重度のぜんそくを克服した過去について語った。

 91年のドラマ「101回目のプロポーズ」(フジテレビ)で脚光を浴び、俳優として活躍を続ける長谷川。パーソナリティーの「ナイツ」塙宣之から「役者になって、一回ぜんそくで役者をやめようとしたことが」と振られると、長谷川は「25歳から45。まさしく『101回目のプロポーズ』中もそうです。肺活量が三分の一しかなくて」と告白した。

 もともと体が弱かったのかと聞かれると、「10代の頃は鍛えてましたから」とレスリングなどをしていたとし、「25からぜんそくになっちゃって。でも10万人お亡くなりになったそうです。僕は生き残ったんで『サバイバー』って言うらしいです」とも語った。

 塙が「それでスクワットで治ったって」と尋ねると、長谷川は「『タイガーマスク』さん、あそこのジムに、これ医者にかかってばかりじゃ先行きないなって感じがしたんで、荒行しにね」。医者には「治らないよ。これから悪くなってもこれから先は良くなることはないよ」と言われていたというが、初代タイガーマスクの佐山聡氏が開いた「タイガージム」を訪ね、「すいません、僕ぜんそくの重症患者なんですけど、治りますか」と話すと、佐山氏からは「うん、治るよ。スクワットやれば治るんだ」との回答があったという。

 「この単純明快な答えが、応援の言葉が欲しかった」という長谷川は、ぜんそくを克服。「あれで僕は人生ね、45から治って舞台出て誰よりも大きな声出して、体もジムでやってるし。こんな人生が来るとは思わなかったですね。佐山さんの本当におかげ。大事なのよ。『大丈夫』とかそういう言葉って」としみじみと話した。

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2022年2月12日のニュース