徳光和夫アナ 平野歩夢の金に感激「生きてて良かった」 二刀流での快挙に「この価値は計りしれない」

[ 2022年2月12日 11:46 ]

フリーアナウンサーの徳光和夫
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 フリーアナウンサーの徳光和夫(80)が12日、ニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・00)に生出演。北京五輪のスノーボード・ハーフパイプ男子で、日本勢で同競技初の金メダルを獲得した平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)を称賛した。

 平野歩は決勝1本目で五輪史上初の大技「トリプルコーク1440」を成功させるも、途中で転倒したため33・75点。2本目はTC1440を成功させる滑りで91・75をマークし、暫定2位に浮上した。そして最後の3本目でもTC1440を成功させ、完ぺきな滑りで96・00点をマークし逆転で金メダルに輝いた。

 徳光アナは「3本目を滑り終えた直後の平野選手のコメントは80歳である私たち老人たちにもさすが日本男児と思わせるようなものがあった」と大技を決めながらも“低得点”に抑えられた2本目の点数への“怒り”を口にしたインタビューに感心しきり。「怒りを次のエネルギーに変えて」魅せた3本目の演技に「見事なジャンプだった。凄かったですね。北京の冬の青空が近づいてくるような感じだった。そのぐらいすばらしいなと思った」と絶賛した。

 さらに「スケートボードで東京五輪に出場して、スノーボートとの二刀流を実現させたうえに、北京五輪までの準備期間は半年しかなかった。そういった中で、恐らく異常なほどの練習をしたと思うんです。その努力をして誰もなしえない技を成功させて、2大会連続銀メダリストという過去の自分を超えたと。この価値は本当に計りしれないものがあると思いますね。本当すばらしい。うれしかった、これは。生きてて良かったって感じでした」と最大級の賛辞を送った。

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2022年2月12日のニュース