松本白鸚「ラ・マンチャの男」ファイナル公演 13日昼公演から再開

[ 2022年2月12日 15:32 ]

昨年12月、ミュージカル「ラ・マンチャの男」の会見に出席した松本白鸚
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 歌舞伎俳優の松本白鸚(79)が主演を務めるミュージカル「ラ・マンチャの男」(東京・日生劇場、28日まで)が13日昼公演から再開されることが12日、製作の東宝から発表された。8日に公演関係者に新型コロナウイルス陽性者が確認されたため、同日夜から12日までの公演が中止されていた。

 「ミュージカル『ラ・マンチャの男』にて公演関係者の新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたことから、一部公演を中止し逐次必要な対応を行って参りました」としたうえで「その他の公演関係者につきましては、健康状態の経過観察期間を経て、この度、医学専門家の監修のもと、公演の再開が可能と判断いたしました。安心安全を最優先に感染症予防対策を万全とし、2月13日(日)以降の公演は予定通り上演させていただきます」と公演再開を報告した。

 中止となった12日までの公演への振り替え公演などは予定されておらず、払い戻しの対象。「楽しみにお待ちいただいておりましたお客様には、改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 同作は今月6日に初日を迎えたばかり。白鸚が「私の人生そのもの」と位置づける作品で、1969年の初演から1300回以上演じてきた。今回がファイナル公演となり、娘で女優の松たか子(44)も10年ぶりに出演。白鸚は初日を終え「感無量の思いです」と心境を吐露。「(開演できたのは)その都度、劇場へ足をお運びくださった多くのお客さまのおかげです」と感謝していた。

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