「オーバー70」アリス共通の悩み 矢沢「僕たちの力が弱ってるのかな」堀内「オレらのせいちゃうよ」

[ 2022年2月12日 15:39 ]

「アリス」のメンバー。左から堀内孝雄、谷村新司、矢沢透
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 フォークバンドの「アリス」が11日、曜日パーソナリティを務めるMBSラジオ「ヤングタウン金曜日」(金曜後10時)に出演。「今はもうだれも」年齢から来る「悩み」を打ち明けた。

 トークテーマは「70代あるある」。女性リスナーから届いた「詰め替え用洗剤のキャップが開けられなくなったこと」の投稿が紹介されると、メンバー3人は激しく同意した。

 73歳になったばかりの矢沢透が「分かる。最近特に(キャップが)堅く感じて。僕たちの力が弱ってるのかな」と口にすると、72歳の堀内孝雄は持論を展開した。

 「あれ、オレらのせいじゃないよ。絶対、企業の方が安全のために考えてるのよ、堅めにするって」。2人の言葉を聞いていた73歳の谷村新司も「徐々に握力が衰えてきて、ねじる力が落ちてきているってこと」と冷静に分析した。

 矢沢はふたを開けるのに悪戦苦闘している時、さらに高齢の人の苦労に思い至るという。「青春時代」には、決して感じなかった不便。谷村が「キャップが小さすぎると、力入らないもんね」と、しみじみ話すと、矢沢は「特に、箱の日本酒のキャップがすごい開けづらい」と返し、メンバーの共感を得ていた。

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2022年2月12日のニュース