渡辺王将 4連敗に言葉少なく「残念というのも違うし…もうちょっと何とかしたかった」第71期王将戦

[ 2022年2月12日 18:53 ]

<王将戦第4局第2日>12日午後6時11分、熟考する渡辺王将(左)と藤井竜王(撮影・西尾 大助、会津 智海)
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 将棋の第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第4局は11・12の両日、東京都立川市の「SORANO HOTEL」で指され、渡辺明名人(37)は藤井聡太竜王(19)に4連敗し、王将戦のタイトルを失った。 動画・王将戦第4局封じ手開封の様子  棋譜速報

 投了後、渡辺名人は「封じ手のところはまずまずかなと持っていたんですけど、その後が手が広くなったところで間違えてしまった感じですかね」と語った。

 また、4連敗となったことについて「うーん、そうですね。えー」と言葉を探しながら「ま、そうですね。またストレートで負けてしまったことについては何と言うか…残念というのも違うし…何だろう。もうちょっと何とかしたかったんですけど。うーん……そうですね。そんな感じですね」とした。

 昨年の棋聖戦5番勝負に挑んだのに続き、タイトル戦でストレート負けをしてしまったこともあり、「うーん……そうですね」としばらく考え「うーん。やっぱりこの結果になってしまったのは残念なんで。うん、ま、そういう感じですね」と話した。

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