林真理子さん 瀬戸内寂聴さんとの最後のやりとり 寂聴さんが「どうだった?」と何度も聞いたこと

[ 2022年1月14日 14:49 ]

林真理子さん
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 作家の林真理子さん(67)が14日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。昨年、99歳で亡くなった作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんを偲んだ。

 「びっくりしました。先生は永遠にあそこにいらっしゃる気がしていた。100歳のお祝いやるからねって言ってたんですけど…。(最後に会った時)2人で対談で庭に出たんですけど、普通に歩いて、お話していましたからね」といまだ信じられないといった様子。

 出会いは30年ほど前。「対談でお目にかかりまして、かわいがっていただきました。寂庵にも何度も足を運びまして。先生にかわいがってもらっていた人は私だけじゃないとは思いますけど、先生は人間に対するがものすごくおありでしたから、来るもの拒まずで。本当に面白い方でした。あけすけにいろんなことおっしゃって。先生そんなこと言っていいんですか?って。ゴシップも大好きだったし。すごかった、ああいうところが大好きでしたね」と語り、「対談の時は必ずヘアメークをおつけになってました。メークは、ちゃんとお気に入りの方がいて、薄化粧されててとてもきれいでした」と思いを馳せた。

 最後に会ったのは昨年6月。「いろんな話をして、私の母が101歳で亡くなったもんですから、『真理子さん、お母さんどうだった?』って何度も。気になってたみたいで、聞かれましたね。『100歳過ぎたらさすがにちょっと』と言ったら、『やっぱりそうだったの』と肩を落とされたのが印象に残っています」とやりとりを明かした。

 「先生は寝たきりじゃないし、仕事されてますから大丈夫ですよって申し上げましたけど…母のことを気にかけてくださって、初盆の時に素晴らしい盆提灯をくださった。素晴らしい塗りの、こんな提灯見たことないっていうくらい素晴らしいものでした」と感謝。「寂しいですよ。女性作家の大先輩だし、先生もまだやってらっしゃるのが支えになっていた。亡くなったらみんなガタっと、後輩の作家たちも悲しんでると思います」と悼んだ。

 特に「お書きになったものが素晴らしい。伝記小説とかね。もっとテレビで取り上げていただきたいと思いますけど…人をお書きになるのが素晴らしい。岡本かの子さんや田村俊子さんを先生がお描きになったことでクローズアップされて」と回想。「私が白蓮を書いたりしてる時には、先生からいろいろ教えていただいたりして。電話でも教えてくださった。すごい作家ですよ」と語り、司会の黒柳徹子もうなずいた。

 波乱万丈の人生を送った寂聴さんだが「清廉潔白な生き方してたらこんな心に届かない。あれだけの人の打つものが書けたんだろうなって」と述べ、「寂聴先生が作家は死んだら次の年から本は消えていくと、私の中で残るものは源氏物語だけとおっしゃっていて。私も一冊は残して死にたいと思います」と語った。

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