松山ケンイチ、模索してたどり着いた田舎暮らし「自分の人生を豊かにすることでキャラクターも豊かに」

松山ケンイチ
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　俳優の松山ケンイチ（36）が14日、NHK「あさイチ」（月～金曜前8・15）に出演。「田舎暮らし」を始めた理由について話した。

　約3年前から東京と地方の2拠点生活を送っている松山。家族との田舎暮らしの際にはビニールハウスでトマトを育てたり、子どもたちと川で釣りを楽しんでいるという。

　お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉から「ずっと東京でトップ俳優として活躍されてて、なぜもう一つ拠点を持とうと思われたんですか？」と問われた松山は、「色々なキャラクターやらせていただいて、セリフをしゃべっててすごく自分の中で勉強になるんですよね」「そのキャラクターの考え方だったりとか生き方みたいなもの。その中で、キャラクターがやりたいことっていうのを僕は演じてきてたんですけど、自分自身がやりたいことって何なんだろうって思ったときに、自分に何もなくなってきているような実感があって…」と話した。

　さらに、松山は「このスカスカの自分が、キャラクターのこの言葉をしゃべれるのかっていうことにぶつかってきたというか…自分の人生を豊かにすることで、キャラクターも豊かになるんじゃないかっていうのにどっかでつながってきて。それで模索した生活の仕方で出てきたのが田舎に行くっていうことだったんですよね」と田舎暮らしを始めた理由を明かした。