中村虎之介がコロナ陽性で歌舞伎座第一部休演…扇雀、七之助ら5人が濃厚接触の可能性、PCR陰性も休演へ

[ 2022年1月14日 16:16 ]

歌舞伎座
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 松竹は14日、歌舞伎俳優の中村虎之介(24)が新型コロナウイルスの「陽性」と確認されたことを発表した。虎之介は東京・歌舞伎座で上演中の「壽 初春大歌舞伎」第一部の「祝春元禄花見踊」に出演していた。

 歌舞伎座公演の第一部に関しては、13日に公演関係者1人の陽性確認により14日の上演が中止となっていたが、第一部公演関係者のPCR検査をした結果、虎之介の陽性が判明。松竹は「健康状態の経過観察を行うと共に、保健所の判断に従い、随時、必要な対応をして参ります」としている。

 また、同じく第一部に出演していた、虎之介の父の中村扇雀と中村七之助、中村橋之助、中村福之助、中村歌之助が濃厚接触者に該当する可能性があり、PCR検査は陰性だったが、松竹のガイドラインに基づいて自主的な判断のもと、念のため出演を取りやめることになった。

 これを受けて第一部の「一條大蔵譚」は15日から当面の間、代役にて上演。扇雀が務めていた常盤御前は中村歌女之丞、七之助が務めたお京は中村京蔵、歌女之丞が務めた鳴瀬は澤村國久が、それぞれ代役として出演する。中村獅童の長男・小川陽喜(はるき)くんの初お目見え舞台でもある「祝春元禄花見踊」については、代役は立てずに演出を変更して上演する。

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2022年1月14日のニュース