吉沢亮 大納会で締めくくりの鐘、渋沢栄一の思い届けたい 32年ぶり高値

[ 2021年12月31日 05:30 ]

東京証券取引所の大納会で、鐘を打つ俳優の吉沢亮=30日午後、東京・日本橋兜町
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 今年最後の取引となる大納会を迎えた30日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、年末としてはバブル経済期の1989年以来32年ぶりの高値となった。終値は前年末と比べて1347円54銭(4・9%)高の2万8791円71銭で3年連続の上昇。製造業を中心に新型コロナ禍で落ち込んだ業績が回復し株価を押し上げた。

 また、大納会の式典が2年ぶりにゲストを招いて開催された。NHK大河ドラマ「青天を衝け」で主人公の渋沢栄一役を演じた俳優の吉沢亮(27)が「国民が全員幸せになることが日本経済の発展だという(渋沢の)思いを多くの人に届けたい」と述べ、取引を締めくくる鐘を5回打ち鳴らした。

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2021年12月31日のニュース