「Johnny’s　Festival」初開催　東京ドームで13組熱唱、演出は松本潤　一夜限りコラボも

　ジャニーズ事務所の所属グループ13組が集結するイベント「Johnny’s　Festival」が30日、東京ドームで初開催された。KinKi　Kidsから先月デビューしたなにわ男子まで71人が全45曲を披露。満員となる約4万人のファンにぜいたくなひとときを届けた。総合演出を嵐の松本潤（38）が担当した。

　年末の豪華祭典は、Snow　Man「D.D.」からスタート。出演グループが代表曲を続々と歌い、会場のボルテージは即座に最高潮に達した。NEWS増田貴久（35）は「楽しんでいくぞ！」と呼び掛け。なにわ男子は、コンサートで初披露のデビュー曲「初心LOVE（うぶらぶ）」をパフォーマンスした。

　この日限りのコラボレーションも実現。King＆PrinceとSnow　Manなど5つのブロックに分かれて歌唱。新型コロナウイルス感染拡大防止のため医療従事者を中心に支援活動を実施している「Smile　Up！Project」のチャリティーソング「smile」は全員で披露し、圧巻の光景となった。

　KinKi　KidsはジャニーズJr.「Travis　Japan」とともに登場。堂本剛（42）は「（SixTONES）ジェシーとコラボしてほしいという声があったができなかった。次回（やりたい）」と来年以降の開催に意欲を見せた。

　ジャニーズ勢では昨年元日以来の同所での有観客イベント。Sexy　Zone中島健人（27）は「このタイミングをリスタートのきっかけにして、これからも皆さんとハッピーな時間をつくっていきたい」と語った。

　ビッグイベントの総合演出を任された松本はファンが聴きたい楽曲を届けたいという思いから、リクエストを募集。タレントと演出や曲目を話し合った。

　公演では嵐のライブで恒例の点灯色が自動で変わるペンライトを使用。メインステージの他に会場前方に「DANCEステージ」「BANDステージ」を設置し、随所に“MJ色”がちりばめられた。大役を務めた松本にKinKi　Kids堂本光一（42）は拍手し「彼や彼らと一緒にステージで歌えることを楽しみにしています」。嵐と再びステージに立つ日を願った。

　イベントの模様は1月2～4日に「ジャニーズネットオンライン」で視聴可能。海外向けにも配信される。