前澤友作氏“宇宙から”ありがとう、2021年。――機体の窓から手を振る画像に「素晴らしい」の声

[ 2021年12月31日 19:45 ]

前澤友作氏
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 日本の民間人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)に滞在した衣料品大手ZOZO(ゾゾ)創業者、前澤友作氏(46)が31日、自身のインスタグラムを更新。ISSと見られる宇宙の機体から手を振る画像で歴史的な一年となった2021年に別れを告げた。

 前澤氏は「ありがとう、2021年。」とシンプルにつづり、自身の夢だった宇宙行きを実現させた記念すべき一年に感謝した。

 フォロワーからは「楽しい思い出を有り難うございました」「凄すぎる体験を世の中に沢山還元して頂いて、本当にありがとうございます。感謝です!」「次なる夢へ」「合成みたい!」「お金贈りもありがとうございました」「素晴らしいお写真」など有言実行の前澤氏の“偉業”を称える声が多く寄せられていた。

 前澤はISS滞在中、ツイッターを更新して宇宙の情報を投稿し、ユーチューブでも動画を発信。登録者数は滞在中に100万人を超えた。ユーチューブでは「トイレ事情」や「地球を眺めながらティータイム」など宇宙での生活を紹介。ISSでは日本のテレビインタビューにも出演したほか、出発前にやりたいこととして挙げた「宇宙からお金贈り」や「飛行士とバドミントン対決」も実行した。

 日本人の商業宇宙飛行は1990年の秋山豊寛氏(当時TBS記者)以来、約31年ぶり。飛行にはマネジャーの平野陽三氏(36)やロシアのアレクサンドル・ミスルキン宇宙飛行士が同行した。費用100億円ともされる宇宙旅行には「金持ちの道楽」などと批判も出たが、民間人による発信は宇宙への関心をより幅広い層に広げたと言えそうだ。体験が今後の活動にどう生かされるかが注目される。

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