【紅白】松平健「マツケンサンバ2」披露、東京五輪ほうふつさせる演出にネット大反響

[ 2021年12月31日 21:14 ]

<第72回NHK紅白歌合戦>熱唱する松平健(中央)(撮影・河野 光希)
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 大みそか恒例のNHK「第72回紅白歌合戦」が31日、東京・有楽町の東京国際フォーラムなどで行われ、俳優の松平健(68)が特別企画枠で「マツケンサンバ2」を披露。劇団ひとりらが登場し、東京五輪・パラリンピックをほうふつさせる演出で盛り上げた。

 紅白の前半戦を締めくくる企画枠。まず劇団ひとりが東京五輪開会式で見せた演出が“再現”された。開会式では国立競技場内の「東京オリンピックコントロールセンター」の職員役として出演、会場の照明につながるスイッチを操作して、いたずらしていたが、今回の紅白でもいたずらを敢行。コントロールセンター風の場所から会場の照明を明るくしたり、司会・大泉洋めがけてジェット噴射を飛ばすボタンを押したり…。

 その後、ひとりが金色のボタンをオン。金ピカの衣装を来たちょんまげ姿の男性の映像が流れると、スケートボードに乗ったマツケンがステージに登場だ。歌唱中も、車いす姿のダンサーが登場し、五輪・パラリンピックを彷彿させる演出の数々が登場した。劇団ひとりもモニター越しに「マツケンサンバ」のダンスを披露。松平は「とっても楽しかったです、みなさん一緒にやってくれたので盛り上がりました。ありがとうございました」と、充実した表情を見せた。

 今回の選出に影響したのは、東京五輪時にSNS上で起こった“マツケンサンバ待望論”。大会前に開閉会式の演出担当者らが辞任し、SNSで「大逆転するには開会式を“マツケンサンバ”にするしかない」といった声であふれた。紅白歌合戦の制作統括を務めるチーフプロデューサーは「多くの声が集まってムーブメントになることはこれまでなかった。(SNSの影響は)デカい」と話していた。

 マツケンのパフォーマンスにネットも大反響。「五輪開会式を彷彿とさせる前振り演出すげーなと思ってたら、本当にスケボー乗って来たマツケン」「ダンサーや演出が五輪意識してるわこれ」「東京五輪でマツケンをやるべきって民衆の声をここに取り入れてきた」「皆の観たかった五輪のマツケンが年末に実現ですね!」の声が上がっていた。

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