【今夜の岸辺露伴は動かない】第5話「背中の正面」市川猿之助“いっちゃん”との久々映像共演に喜び

[ 2021年12月28日 08:30 ]

「岸辺露伴は動かない」第5話。岸辺露伴(高橋一生)と乙雅三(市川猿之助・右)(C)NHK
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 昨年12月末に反響を呼んだ俳優・高橋一生(41)主演のNHKドラマ「岸辺露伴は動かない」の新作(第4~6話)が今年も27日から3夜連続(後10・00~10・49)放送。ファン待望の1年ぶり続編となった。28日の第5話「背中の正面」は歌舞伎俳優の市川猿之助(46)がゲスト出演。高橋とは2007年の大河ドラマ「風林火山」以来、14年ぶりの映像作品共演となる。

 荒木飛呂彦氏の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」の登場人物・岸辺露伴を中心に展開される同名傑作スピンオフ短編を初の映像化。露伴が相手を本に変えて生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むことも可能な特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を駆使し、奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かう。

 新作だが、昨年から続く第4~6話となる。第5話は「ジョジョの奇妙な冒険」本編のエピソードを採用した。

 ▼市川猿之助 今や日本を代表する俳優になられた一生こと、いっちゃんとまたお芝居できるならと喜んで受けさせていただきました。大河以来の映像での共演で、少し緊張もしましたが、監督をはじめチームの皆さんのおかげで、とても楽しく撮影が進んでゆきました。5話は「ジョジョの奇妙な冒険」からヒントを得た、ある意味オリジナルストーリーだと聞いておりますが、乙雅三という人物を自由に演じさせていただきました。是非楽しんでご覧ください。

 ◆第5話「背中の正面」 露伴(高橋一生)の家にリゾート開発を請け負う会社の営業部に勤める男、乙雅三(きのと・まさぞう=市川猿之助)が尋ねてきた。家の中に招き入れると、男は背中を壁につけたまま這いずるようにして入ってくる。靴を脱ぐ時も、椅子に座る時も、紅茶を飲む時も、愛想笑いは返しても、男は決して露伴に背中を見せようとしなかった。その奇妙な行動に猛烈に好奇心をかきたてられた露伴は策を弄して無理やり男の背中を見てしまう。すると背中を見られた乙を異変が襲い、その異変はやがて露伴にも…。

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