紅白「おかえりモネ」SP企画 キャスト一夜限りの再集結!菅モネ+りょーちん&みーちゃんら ファン歓喜

[ 2021年12月28日 16:03 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」最終回(第120話)。サックスケースを開ける百音(清原果耶・右から2人目)を見守る幼なじみたち(C)NHK
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 NHKは28日、大みそかの「第72回紅白歌合戦」(後7・30)で今年前期の連続テレビ小説「おかえりモネ」の主要キャストが一夜限りの再集結を果たすスペシャル企画を行うと発表した。ゲスト審査員を務めることが発表済みのヒロイン・清原果耶(19)&相手役・坂口健太郎(30)に加え、King&Prince永瀬廉(22)蒔田彩珠(19)恒松祐里(23)前田航基(23)高田彪我(20)でんでん(71)浜野謙太(40)夏木マリ(69)の出演が決定。NHKは「ドラマの最終回から2カ月、果たして、どんな形での登場になるのか、番組本編をお楽しみに」とした。

 SNS上には、続編やスピンオフを望むファンから「最高の紅白やー!」「泣いちゃうやつじゃん」「ロスしてたので、とってもうれしいです」などの声が上がった。

 主題歌「なないろ」を担当したロックバンド「BUMP OF CHICKEN」は6年ぶり2回目の出場。2001年発表の名曲「天体観測」と主題歌「なないろ」2曲のスペシャルメドレーを披露。前回の歌唱曲は「ray」だったため、「天体観測」は紅白初披露となる。

 「おかえりモネ」は朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」などやテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けたオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を繊細に描き上げた。

 清原はヒロイン・百音役、坂口は医師・菅波光太朗役を好演。2人の不器用な恋模様は大反響を呼び、特に菅波はハッシュタグ「#俺たちの菅波」を付けた投稿がSNS上にあふれ、大人気となった。

 清原&坂口に加え、NHKは「百音と同じ吹奏楽部のメンバーを中心としたキャストが一夜限りの再集結。ドラマを応援してくれた東北、そして日本中の皆さんへの感謝の想いを込めたスペシャル企画として紅白に出演する。ドラマの最終回から2カ月、果たして、どんな形での登場になるのか、番組本編をお楽しみに」とした。

 「2021年10月度ギャラクシー賞月間賞」「Yahoo!検索大賞2021 ドラマ部門1位」と早くも2冠。百音と菅波の気持ちが通じ合った第80話(9月3日)が、同時・見逃し配信サービス「NHKプラス」で最も多く見られた歴代朝ドラエピソードに(同時と見逃し配信7日間、10月28日現在)。有料配信サービス「NHKオンデマンド」も、第80話が今年度に有料配信した全番組のうち最多視聴数を獲得(10月28日現在)。SNS上の盛り上がりに伴い「おかえりモネ」を初回から見るため加入者が増加した。

 29日には、総集編(前編=後3・05~4・30、後編=後4・30~5・55)が放送される。

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2021年12月28日のニュース