榊原郁恵 超多忙だった山口百恵さんの勉強家秘話「お前も勉強しろ!って必ず言われた」

[ 2021年11月4日 21:05 ]

榊原郁恵
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 歌手でタレントの榊原郁恵(62)が、4日放送のテレビ東京系「名曲!2度聴きシアター」(後7・58)に出演し、事務所の大先輩で80年に芸能界を引退した元歌手の山口百恵さん(62)について語った。

 番組では名曲に隠された秘話をVTRで再現。山口さんは、早熟な少女の背伸びした生き方を描いたきわどい歌詞の楽曲から、等身大の自分を表現した楽曲へと変化を遂げたエピソードが紹介された。

 再現VTRでは、山口さんが制作スタッフに「次の曲はこの人に書いてもらいたい」と、「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」のレコードを渡し、直談判した。当時の芸能界では、歌手が制作に意見するようなことは御法度だったが、山口さんの強い意向で話が進行。誕生したのが、阿木燿子が作詞、宇崎竜童が作曲を手掛けた「横須賀ストーリー」だった。

 アイドルがアーティストに楽曲提供を受ける手法は、この1件を境に芸能界にも浸透。山口さん自身もその後、さだまさしから「秋桜」、谷村新司から「いい日旅立ち」を提供され、日本の音楽史に名を刻む楽曲を歌った。

 再現VTRを見た榊原は「とにかく百恵さんは勉強家だという話で、日本の方たちだけじゃなく、海外の作品から何から聞きまくって。『寝る時間もないくらい忙しい人間なのにやってるんだから、お前も勉強しろ!』って必ず言われた」と、山口さんを見習うよう教え込まれたことを打ち明けた。

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2021年11月4日のニュース