大竹まこと 「Go To」再開検討に「たまった赤字をどうするか?大問題は残っている」

[ 2021年11月4日 14:53 ]

大竹まこと
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 タレントの大竹まこと(72)が4日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」(月~金曜後1・00)に生出演し、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の再開が検討されていることについてコメントした。

 緊急事態宣言の全面解除から1カ月余りが経過し、政府は昨年末から中断が続く「Go To トラベル」事業の再開を検討している。まだ1兆3000億円ほどの予算が残っており、観光業界は大型の消費刺激策に期待を寄せるが、その効果を疑問視する声もあるという。

 「Go Toキャンペーンが始まるぞ!みたいな声もあって、業界には良い声にも聞こえるけど」と切り出した大竹。「その業界の効果っていうのは限定的になっちゃうのではないか?旅館業とか運送業とかいろいろあるんだろうけど、ここに上手くちゃんと支給できるのか?っていう疑問を呈しているよね」とコメントした。

 続けて、「もう1つ言えるのは、ここ(観光業界)にこんなにお金を使わなくても他に使うことがあるんじゃないか?と、勝手に上がってくるんじゃないの?と。景気が回復してきたらいろんなことが回ってくるわけだからね」と言及。「ただ言えるのは、旅行業界でも飛行機でも新幹線でも別の企業でもそうだけど、この間にたまった赤字だよね。これをどうするか?っていう大問題は残っている」と指摘し、「『Go To』とかに今、これから金を出すよじゃなくて、これ(赤字)をどうするか?っていうのをもうちょっと話したほうが良いのではないかと、俺は思うんだよね」と私見を述べた。

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2021年11月4日のニュース