「カムカムエヴリバディ」安達祐実 四半世紀ぶり朝ドラ「不思議で感慨深く」ごじらせ女優役

[ 2021年11月4日 17:48 ]

安達祐実
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 NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の新キャストが4日、発表された。女優の安達祐実(40)が1996年前期「ひまわり」以来、約25年ぶりに朝ドラ出演を果たす。

 女優の上白石萌音(23)&深津絵里(48)&川栄李奈(26)がヒロインを務める朝ドラ通算105作目。ヒロイン3人は朝ドラ史上初。2007年後期の名作「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル脚本。ラジオ英語講座と3世代の女性による100年のファミリーヒストリーを描く。安子(上白石)の物語は日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)の岡山から、安子の娘・るい(深津)の物語は62年(昭和37年)の大阪から、るいの娘・ひなた(川栄)の物語は昭和40年代の京都から始まる。

 今回発表されたのは「京都編」の新キャスト。時代劇が大好きなひなたは侍の生きざまに憧れているちょっと変わった女の子。

 安達が演じるのは、かつて桃山剣之介(尾上菊之助)のヒット時代劇「棗黍之丞シリーズ」に出演し人気を博した女優・美咲すみれ役。ひなたにとって憧れの存在だったが、思いがけず出会ったすみれは機嫌が悪い…。芸能界の荒波の中、何やらこじらせているらしい。

 安達は「25年ぶりに朝ドラに出演させていただくことになりました。とてもうれしく思っています。当時は子どもだった私が、大人になり、またこうして朝ドラの世界に役として生きられることを、なんだか不思議で感慨深く感じております。今回は女優という役どころを演じさせていただきます。ひなたちゃんとどのように関わっていくのか、今から楽しみにしております」と意気込んでいる。

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2021年11月4日のニュース