森永卓郎氏 新庄監督は「大化けするんじゃないか」と期待大 就任会見を見て思い出した指揮官とは

[ 2021年11月4日 17:55 ]

経済アナリストの森永卓郎氏
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 経済アナリストで独協大経済学部教授の森永卓郎氏(64)が4日、TBS「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演。規格外の就任会見を行った日本ハム・新庄剛志新監督(49)について大きな期待を口にした。

 この日、北海道札幌市内で行われた監督就任会見を番組で扱った際にキャスターを務めるタレントのホラン千秋(33)から感想を求められると「新庄さん、どうしてもパフォーマンスのところばっかり注目されちゃうんですけれども、実は野球理論はすごくしっかりしていて選手も一人ひとり本当によく研究しているっていう話もあるんですよ」と前置きした上で、自身の過去の経験を話し出した。

 「(新庄監督が)インタビューでね、1軍も2軍も全部一律公平に見るんだっていうお話をされてて。私、横浜ベイスターズが優勝した時に、優勝の前に権藤監督にインタビューしたことがあって。その時に私が『監督は2軍も全部見ているんですか?』って言ったらすっごく叱られて。『お前、なんで1軍と2軍が通し番号になってるんだと思うんだ』って。『そんなのは関係ない。全部見るのが監督だ』って。同じことを新庄さんがおっしゃったんで。もしかするとですね、大化けするんじゃないかっていう期待が私はもうわき上がってきちゃいましたね」と続けた。

 権藤博監督は1998年に横浜(現DeNA)の監督に就任。1年目でチームを38年ぶりのセ・リーグ優勝及び日本一へと導いた。新庄監督はこの日の会見で自身の呼び方について“監督呼び”にNGを出し、選手にも「ビッグボス」と呼ぶようお願いしたが、権藤監督も監督と呼ばれることを嫌い、基本的に「権藤さん」呼びを徹底。その他にもミーティングや送りバントを“撤廃”するなど野球界のセオリーを度外視した采配で見事に頂点へと導いたことで知られる。

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2021年11月4日のニュース