加賀まりこ 口説き文句は「私を恋人にしてください」パートナーと事実婚18年間 “息子”は自閉症

[ 2021年11月4日 15:18 ]

女優の加賀まりこ
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 女優の加賀まりこ(77)が4日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。現在、事実婚をしているパートナーで演出家の清弘誠さんとの生活について語った。

 司会の黒柳徹子(88)から、「加賀さんが今パートナーにしてらっしゃる方の子どもが、自閉症だって?その方(パートナー)は清弘誠さんとおっしゃる方で、(元)TBSの方でね。俳優の人たちからとても信頼を得ている人格者なんだけど。その方が加賀さんが5年かけて追いかけたって人?」と聞かれると、加賀は「そうです」と語った。

 「ちょうど私が55ぐらいの時に、それまでもずっと友達ではいたんですけどね。何とか結婚ていうか、私の方を振り向いて欲しいと思って、5年間、60までノックをし続けました」と明かした。続けて「やっと、彼が振り向いてくれた動機って言うのが、彼には自閉症の息子がいます。その息子さんをずっと彼はお母さまと2人で育ててきたんですけど、ちゃんとしたところに預けることができるようになったんですよ。5年の間にいろいろ探してて。本当にいいところが見つかったから。仮に親が先に死んでしまっても、ちゃんと面倒を見てくれる、ここがいいなと言うところが見つかったから、私に振り向くことができたんです」と説明した。

 清弘さんがなかなか振り向いてくれなかったことに対して「だって1番は息子で、2番はお母さまで。私は3番か4番か、もっと下の方だったからこっち向く暇はなかったと思いますよ。仕事をしてたし」と加賀。子どもについては「あたしは彼が離婚したころから全部事情は知ってました。娘さんもいらしてたんですね。娘さんとは親しくしてつきあってて、もちろん孫もいるんです。私たちには」と話した。

 事実婚を公にしていることについては「今は全然隠してもいないし、もう18年だか9年だか経つんですね。籍を入れないことにこだわっているわけじゃなくて、夫婦別姓っていう制度が本当にできるんだったら待ってようと思ったら、なかなか機能してくれなくて。今は別々の名前だけど一緒に暮らしているので」と説明。息子については「今は学園に。このコロナで2年会えてないんです。前は1カ月に1度は帰ってきてたんですけど」としたものの、清弘さんが届け物をしに会いに行った際に「誰だか分かる?」と聞いたところ、「加賀まりこ」と答えたこともあったとした。

 黒柳から、清弘さんの子どもへの態度にも好意を持ったのかと聞かれると、「結婚して子どもが生まれて自閉症だって分かったことから凄く変わったと思いますね。変わり目のときはよく分からないんですけど、たぶん、その当時の彼の写真を見ると『私、こういう顔の人好きじゃないわ』って。彼にも言ったことあるけれども、顔が変わりましたもんね。息子がいることによって彼も成長したと思うのね」と話した。

 7歳年下の清弘氏への口説き文句は「友達ではなく、私を恋人にしてください」だったと黒柳に聞かれると、「それはもう。本当になんだろう。この穏やかな人に一緒に、過ごしたいなと。50過ぎた自分が引き受けてもらいたいなと思ったのがその人しかいなかったので」と明かした。

 現在は「本当に地味だけど、穏やかに暮らしてます」としみじみ。激しい過去もあったからかと聞かれると、「そうですね。比較するものがあるからね。余計分かりますよね。穏やかの良さが」と苦笑した。現在の関係については「もう奇跡的ですね。本当に私をほっとけないって思ってくれたって言うのが、ありがたいと思います」と話した。相手から注意されることはあるかとの質問には「ものの言い方が、江戸っ子っていうか、下町育ちなんでパキパキいい過ぎちゃうこともあるでしょ。早いでしょ。それが相手に不快なこともあるよって」と苦笑した。

 

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