ロッチ・コカド コンビの未来語る「解散でもいいよ」 その条件に挙げた壮大な夢とは?

[ 2021年11月4日 14:54 ]

ロッチのコカドケンタロウ(左)と中岡創一
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 お笑いコンビ「ロッチ」が、3日深夜放送のフジテレビ系「驚学!私のまったく知らない世界」(水曜深夜0・25)に出演し、コンビの未来について語った。

 芸能人がカメラを片手に芸能人に密着取材する「密撮」の企画で、中岡創一(43)が相方のコカドケンタロウ(43)に密着した。1年に一つ、趣味を増やすことをモットーとしているコカドは、休日の午前4時半に千葉の海へ向け出発。サーフィンを楽しむと、予約数カ月待ちの超人気サウナにも通うなど、趣味を楽しむ姿を中岡がカメラに収めた。

 05年にコンビを結成。当時はお互い貧乏で、生活をともにしながら、コカドがコントのネタ作りを、中岡が食事作りを担当していたという。中岡は「そのころのご飯を作って、未来のロッチを(コカドから)引き出したい」と意欲満々。コカドの家へ上がり込み、当時よく作っていたというエノキとエリンギのホイル焼きを振る舞った。

 当時はファミリーレストランでよくネタ合わせをしていた2人。店の紙ナプキンに3つの夢を書き、それを叶えることを目標をしていたという。その夢は「単独ライブをやる」、「自分たちのDVDを出す」、「深夜のレギュラー番組を持つ」というもので、コカドは「2年巻き(前倒し)くらいでどんどん叶っていって」と懐かしそうに振り返った。お互いの安定した芸能生活を、中岡は「そこからもうウイニングランみたいなもんや」と表現した。

 コカドはそれ以来、表立って目標を立てることはしなくなったという。「タモリさんに言われたことを心に留めているから。『芸人どうしていったらいいですか?』みたいなことを聞いたら、『どうなりたいとか、タレントが言うのはおこがましい、そんなものは。自分でこうなりたいとか、何を言ってるんだ?それは。どうなりたいみたいなのを自分がやっていったら、自分が嫌なふうに映る』みたいな」。タモリの金言を守り続けていたという。

 そんな中、中岡はあえて、コカドの前に紙ナプキンを差し出し、ロッチの未来の目標を書くよう促した。するとコカドは、かつてと同じように3つの目標を提示した。「まず中岡君のことです。中岡君、ベストメガネドレッサー。これを50歳までに取ってくれたら」。さらに、コンビでの夢として、「55歳までにハワイでコントライブ。これはすごいよ。コントをずっと続けなあかんということと、コントをずっとおもしろいと思ってもらって、集まらなあかんから、ハワイで55で。これやったらゴールかも」と、大きな目標をぶち上げた。

 ここ10年ほどはお互い、単独での仕事が多くなっているロッチ。中岡が「解散でいい?そしたら」と問いかけると、コカドは「解散でもいいよ」と笑って答えた。そして、コカドが最後に掲げたのは、老後の目標だった。「65歳。沖縄でラジオ。ロッチでしゃべっときたいみたいなのがあるから。楽しくできたらいいよね」と明るく話していた。

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2021年11月4日のニュース