元フィギュアペア銅の高橋成美さん ストイックすぎた選手時代 小4で足に2キロの重り「結果は必要ない」

[ 2021年8月27日 12:44 ]

高橋成美さん(2014年撮影)
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 2012年にフィギュアスケート世界選手権・ペアで銅メダルを獲得し、2018年に引退した高橋成美さん(29)が26日放送のフジテレビ「アウト×デラックス」(木曜後11・00)にゲスト出演。ストイック過ぎた選手時代を振り返った。

 この日は高橋さんのほかに11年のGPファイナル銀メダルを獲得し、現在はプロフィギュアスケーターとして活躍する鈴木明子さん(36)も登場し、現役時代の高橋さんについて証言した。「スケーターの中でも本当に変わっていて。ずっとジャージのイメージしかない。しかもシャークのリュック背負ってたじゃん」と話すと、高橋さんは「今はシャークのカバンに変わった」と平然と回答。鈴木さんはさらに「イメージが女性らしさを感じたことがなかった。ジャージにサメでいつも練習に行って。(練習は)めちゃくちゃストイック、ドMだと思う」と強調した。

 鈴木さんは高橋さんと米国でともに練習していたときについても「コーチが『これ以上やっちゃダメ』って言っても、やり続けちゃう。練習に対して気合も凄すぎて」と表現。高橋さんは「あの時期は特に理由があったの。どうしてこんなに練習するかと言うのは後で時間があれば説明するとして」と不思議な発言でスタジオを笑わせると、「素晴らしい明子先輩のストイックと私のストイックは目的が違って。明子ちゃんはスケートという目的のために自分を制して頑張る。だけど私は目的がストイックにある」と強調した。

 そのため「小4の時から、足に2キロくらいの重りをつけて、暑い中長ズボンを履いて学校に行って」と話し「何を感じるかと言うと、私は今この人たちと同じことやってるけど、この人たちより活動している。その目的が筋肉を鍛えたいとかじゃないんですよ」と力説した。驚くスタジオに「痩せたいも大きくなりたいも何もない。人よりも苦労してる、やってるよ、みたいな」とも話した。結果が出なくてもいいのかと聞かれると、「結果はあんまり必要ないです」と言い切った。 

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2021年8月27日のニュース