パラ開会式の13歳和合由依さん「大ファンなので」2次審査で披露した「アイーン」 審査員全員から拍手

[ 2021年8月27日 11:24 ]

東京パラリンピック<開会式>「片翼の小さな飛行機」を演じる和合由依さん。TOKYO2020。(撮影・木村揚輔)
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 東京パラリンピックの開会式に登場した和合(わごう)由依さん(13)が27日に日本テレビ「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。主役に選ばれた時の心境を明かした。

 24日に行われた東京パラリンピックの開会式のコンセプトは「WE HAVE WINGS(私たちには翼がある)」。劇作家、演出家のウォーリー木下氏が演出を担当した。ピッチ上に“パラ・エアポート”を描き、「片翼の小さな飛行機」として和合さんが主人公を演じて空へ飛ぼうと奮闘する物語が繰り広げられた。

 公募オーディションで選ばれた和合さん。応募動画では小学生の時から習っている金管楽器のユーフォニアムの演奏や、アメイジンググレイスの歌唱を披露したという。2次審査については「志望動機の中に実はモノマネが好きだっていう風に書いたんです。だから『それをやってくれないか?』と言われて…」と説明。番組内でモノマネを見せてほしいとお願いされると、「志村けんさんの大ファンなのでアイーンをやらせていただきます」と切り出し、少し照れながらも見事なモノマネをやってのけた。2次審査の時も同様にモノマネを披露し、審査員全員が拍手を送ってくれたという。

 演技経験は全くないものの、5500人以上の応募者の中から満場一致でキャストの座を見事射止めた。主役に選出された当時の心境について「まさかと思って心臓バクバクでした」と回想。続けて「『主役なんだ。やばい頑張らなくちゃ』と思ったと同時にやっぱり自分の姿が主役だからいっぱいテレビに映るじゃないですか。だから今までお世話になった方々、感謝したい方にみせてあげようと思いました」と語った。

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2021年8月27日のニュース