滝澤いしす 「遊戯王」ゲーム世界大会生配信ゲスト出演 「武者震いしてます」

[ 2021年8月27日 08:45 ]

「遊戯王」を愛好する滝澤いしす
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 【牧 元一の孤人焦点】タレントの滝澤いしす(28)が28日に行われるモバイル・PCゲーム「遊戯王 デュエルリンクス」のオンライン世界大会「KCグランドトーナメント2021」本戦決勝ステージの生配信にゲスト出演する。

 小学生の頃から「遊戯王」を愛好してきたことが仕事に結実。「武者震いしています。例えて言うなら、学校のクラブ活動で野球を楽しんでいる女子が、いきなりメジャーリーグの中継に呼ばれて話すようなもの。いいんですか?という感じです」と高揚感たっぷりに語る。

 モバイル・PCゲーム「遊戯王 デュエルリンクス」は多彩な機能や演出で楽しめる対戦型カードゲーム。初心者でも気軽に始めることができ、オンラインで時間や場所を選ばずに世界中のプレーヤーと対戦することが可能だ。世界大会「KCグランドトーナメント2021」は今年5月から予選が行われ、28日の決勝ステージには日本、アラブ首長国連邦、シンガポール、ブラジル、メキシコ、ドイツ、米国、イタリアのデュエリスト計25人が臨む。

 滝澤は「このゲームの面白さは多面体なところ。私のようにアニメのキャラクターやストーリーが好きでやっている人もいるし、今回の決勝ステージに出る『トップ・オブ・ザ・マウンテン』のような、ゲームに強い人もいます。スポーツの側面もあって、野球ゲームやサッカーゲームのように、どんなメンバー構成で臨んで戦うかが重要。自分が監督になる感じです。カードゲームなので、運の要素もあります」と魅力を説明する。

 15歳の時にスカウトされて芸能界入り。16歳でラジオパーソナリティーとして本格的に活動を始め、女優として映画「寄生獣 完結編」や舞台「赤毛のアン」などに出演。現在は、幅広い趣味や高いトーク力を生かし、競輪中継キャスターやプロ野球中継リポーターなどで活躍している。

 「私の人生には常に遊戯王がありました。物心ついた時から好きで、よく小学校で友だちと『きのう、遊戯王見た?』と話していました。高校生の時、初めてコンビニでバイトして、バイト代を全て遊戯王のカードなどにつぎ込みました。このお仕事を始めてからもずっとギャラでカードを買っていました」と振り返る。

 その情熱が関係者に伝わって今回のゲスト出演が決定。当日は都内の会場で対戦を見守り、随時、感想を語っていく。大会の模様はYouTubeの「遊戯王OCGチャンネル」で生配信される。

 「ゲームのことを勉強し直しました。カードの効果、使い方、組み合わせ…。自分がこれまでやって来たこと、勉強したことを生かして盛り上げようと思っています。これから、ファンのみなさんに認めてもらえるようなデュエリストになりたいです」と意気込んでいる。

 ◆牧 元一(まき・もとかず) 編集局デジタル編集部専門委員。芸能取材歴30年以上。現在は主にテレビやラジオを担当。

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