市川九團次 新型コロナ感染「療養に専念」全体稽古に先立ちPCR検査で判明 「古典への誘い」は降板

[ 2021年8月27日 15:27 ]

市川九團次
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 歌舞伎俳優の市川九團次(49)が新型コロナウイルスに感染したことが27日、所属の松竹のオフィシャルサイトで発表された。

 サイトでは「歌舞伎俳優の市川九團次が医療機関にて受検した PCR 検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました」と報告。「市川九團次は、当該保健所の指導に則り、療養に専念いたします。今後も健康状態の経過観察を行うと共に、保健所の判断に従い、随時、必要な対応をして参ります」とした。

 「皆様にはご心配をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げますとともに、引き続きご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます」と謝罪した。

 出演を予定していた「秋の特別公演 古典への誘い」(9月2~27日)のサイトでも配役の変更を発表。「全体稽古に先立ち、本公演の全出演者・スタッフに医療機関にてPCR検査を実施いたしました。その結果、市川九團次が新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました」と説明。「公演のガイドラインに則って万一を考え、医療機関において本日8月27日に他の一行のPCR検査を再度実施いたしました。その結果、全員の陰性が確認されました」とした。

 九團次は全日程を降板し、市川齊入に配役を変更して予定通り開催する。「市川九團次の出演を心待ちにしてくださっていたお客様には大変なご迷惑をお掛けすることとなり、誠に申し訳ございません。深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
 

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2021年8月27日のニュース