つんく♂ TOKIOに感謝 声帯摘出手術後「音楽の道へ連れ戻してくれた」

[ 2021年8月15日 23:33 ]

つんく♂
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 音楽プロデューサーのつんく♂(52)が15日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。14年喉頭がんで声帯を摘出後、音楽の道に戻してくれたのは「TOKIO」のメンバーだったことを明かした。

 つんく♂はパソコンのキーボードを打ちながら、思いを吐露。手術後には声を失い、「正直、もう表舞台はあきらめていました」という。だが、治療のため活動休止を発表した直後に2000年に「みんなでワーッハッハ」の曲をプロデュース以来親交のあったTOKIOから寄せ書きの色紙が届いたという。真ん中には「頑張ろう」の言葉。「頑張ってくださいや応援していますではなく、一緒にとかそういう意味があるよな。自分のことのように考えてくれているんだな」と感謝したという。

 手術後、再会したメンバーから「ホームパーティーする機会があったらぜひ呼んでくださいよ~!」と言われ、促されるように年末にホームパーティーを開いたところ、メンバー全員で駆け付けてくれ、シークレットライブとして「AMBITIOUS JAPAN」「花唄」の2曲をアコースティック演奏をしてくれた。

 その演奏直前に「一緒に花唄セッションしましょう」と言われた瞬間、闘病生活で音楽から離れていたつんく♂が「忘れていた何かを思い出した」とし「学生の頃音楽が好きで楽器を抱えるように寝てたあの頃の感覚を…音楽の道へ連れ戻してくれた。音楽の原点を思い出させてくれた瞬間だった」と感謝した。

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2021年8月15日のニュース