西川貴教 コロナ感染拡大の状況に「ゼロコロナって難しい。どう向き合っていくのかを考えていかないと」

[ 2021年8月15日 13:27 ]

西川貴教
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 歌手の西川貴教(50)が15日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。新型コロナウイルスの感染拡大の状況について見解を示した。

 番組では、1日の新規感染者が全国で2万人を超えるなど、感染拡大が続く状況の中、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が東京五輪閉幕の翌9日夕に東京・銀座を散策し、人だかりができ、“銀ブラ騒動”に。丸川珠代五輪相は10日の記者会見で「不要不急であるかどうかは、しっかりご本人が判断すべきもの」と述べたなどとを取り上げた。

 西川はバッハ氏の行動について「大会をしっかり運営していこうって現場で頑張ってらっしゃた方は、そういった大会の関係者であるような、着用物で電車乗ったりして、強い言葉で言われたりとかもあったんですって。そういった中でも、反論もせずに、ひたすら選手のために頑張って運営されていた。そういう人たちに対して、こういう行動されるっていうのはちょっと」と首をひねった。

 そのうえで「政府の方もダブルスタンダートというか、どこ目指すんやろうと。ゼロコロナって難しい。どういうふうに向き合っていくのかを考えていかないと。感染者数がすごい増えているのはもちろん知ってる。でも、どういうふうに対応して、来年も再来年もこれを続けるの?って。そういうことを指針として決めていただかないと」と投げかけた。

 社会学者の古市憲寿氏(36)も「ゼロは難しい」としたうえで「そろそろコロナとの付き合い方を考えたほうがいい」と指摘。「そんなに悲観していなくて、ワクチン接種が進んでいるので、10月の終わりとか11月ぐらいには希望する人みんな打てるようになると思う。ワクチン、打てる人は2回打った段階だったら、もうさすがに社会を止めてい置く合理性はなくなると思う。それでもワクチン打ちたくない人とか気を付ける人は気を付ければいいと思うが、社会みんなを止めておく根拠が薄くなる」と見解を示した。

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2021年8月15日のニュース