古市憲寿氏 テレ朝五輪スタッフ飲み会問題に「ダブルスタンダードに怒ってるわけですよね」

[ 2021年8月15日 11:25 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(36)が15日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。テレビ朝日の東京五輪番組スタッフ10人が閉会式後の8日夜から9日未明に飲酒を伴う宴会を開き、スポーツ局の20代女性社員が店外に転落し、緊急搬送された問題に言及した。

 局関係者によると、港区の飲食店で打ち上げを行った後、午後11時半ごろにカラオケ店で2次会を開催。数時間後に女性社員は帰宅の意思を示し個室を出た。この後に転落したとみられている。

 今回の騒動に、古市氏は「これはバッハ(IOC)と同じで、ダブルスタンダードに怒ってるわけですよね。テレ朝は特に、皆さんに対して、すごい自粛を求めている中で自分たちどうなんだって」と指摘。その一方で「(飲み会参加メンバーが)オリンピックの取材した方たちってことはかなり早い段階で、ワクチンを受けている、たぶん2回接種も終わっていると思う。感染対策で言えば、問題ない状況かもしれない」との見解を示した。

 番組MCの東野幸治(54)は「じゃあ、ワクチン2度接種している、このスタッフの皆さんが後日調べて陰性やったら、世の中の人もワクチン打ったらいいって(なる)」と応じると、古市氏は「それ(ワクチン接種の有無)を言うべきだと思う。(テレ朝が)ワクチン2回打ってる人は経済回していきましょう!って言ってるんだったら、別に辻褄は会う。そうじゃないから、あれ?って思う」とした。

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2021年8月15日のニュース