王将戦挑戦者決定L 豊島竜王と永瀬王座のプレーオフが始まる

[ 2020年11月30日 10:10 ]

<王将戦挑戦者決定リーグ戦プレーオフ>第1手を指す豊島将之竜王(右は永瀬拓矢王座)
Photo By スポニチ

 将棋の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグは30日、東京都渋谷区の将棋会館で豊島将之竜王(30)=叡王との2冠=―永瀬拓矢王座(28)のプレーオフが午前10時に始まった。

 振り駒で歩が3枚となり、豊島の先手が決まった。両者の通算対戦成績は7勝7敗2持将棋(引き分け)と五分で、先手番でもともに6勝1敗と全くのイーブン。7月23日の叡王戦7番勝負第5局から11月22日のJT杯決勝まで、先手が7連勝中だ。

 リーグでは両者5勝1敗の好成績。勝者は来年1月10日に開幕する7番勝負で渡辺明王将(36)と対戦する。豊島は第67期(2017年度)以来3期ぶり3回目の、永瀬は初の挑戦権を狙う。

 持ち時間は各4時間。

続きを表示

この記事のフォト

2020年11月30日のニュース